(実証実験)三井住友・日本債券インデックスファンドの特徴と評価、月額積み立ての始め方とその経過

最終更新日 / 作成日 2016/08/31 / 作成者 資産運用の管理人

三井住友・日本債券インデックスファンドの特徴と評価、月額積立の始め方、2016年8月末からの積立の経過をお知らせします。

三井住友・日本債券インデックスファンドの特徴

ファンドの公式サイト:三井住友・日本債券インデックス・ファンド

三井住友・日本債券インデックスファンドは信託報酬が最安値水準の年率0.1728%、純資産総額は2016年8月時点で52,589百万円(約526億円)です。純資産総額は国内債券インデックスファンドの中でも最大規模です。

三井住友・日本債券インデックスファンドの運用方法は日本国債が77%、地方債9%、社債5%、特殊債(政府保証債)6%程度になっています。パフォーマンスは他の国内債券インデックスファンドとほとんど同じです。基本的な違いは信託報酬と分配金の有無、純資産額の多寡くらいです。

三井住友・日本債券インデックスファンドは2002年1月4日に設定された昔からあるファンドです。分配は行っていません。(投資信託は分配を行わないほうが投資効率が高くなります)

その他の特徴
ベンチマーク:NOMURA-BPI総合指数
購入手数料:無料 (ノーロード)
信託報酬:0.16% (税込0.1728%)
売買単位:最低500円から積立
信託財産留保額:なし

三井住友・日本債券インデックスファンドの評価

三井住友・日本債券インデックスファンドの信託報酬は国内債券インデックスファンドの中で、ニッセイ国内債券インデックスファンド(信託報酬0.162%)、たわらノーロード 国内債券(信託報酬0.162%)についで安い0.1728%です。

2002年1月4日に設定された老舗ファンドで、純資産額も500億円を超える大規模ファンドです。

信託報酬はニッセイ国内債券インデックスファンドやたわらノーロード 国内債券よりも少しだけ高いですが、純資産額が10倍以上大きいので信頼性は抜群です。

ここ数年の国内債券インデックスファンドは長期金利の低下に伴う債券価格の上昇で国内債券インデックスへの投資の利回りが良くなっています。ただし長期金利がマイナス金利になっていることから、国内債券インデックスファンドの期待利回りはこれから2,3年は通常時よりも低下する可能性が高いです。

長期金利の変動率の7倍程度の倍率で基準価格の変動がおきます。例えば長期金利が0.1%上昇すると、基準価格は0.7%ぐらい低下します。

三井住友・日本債券インデックスファンドの想定
・期待リターン 年率2% (今後数年間はマイナス金利のため0.5%〜1.5%程度に低迷)
・期待リスク 10年間で最大5%

国内債券インデックスはマイナス金利の存在で期待できるリターンは低くなっています。加えて、長期的に見るといつか金利上昇で基準価格が5%程度急落する可能性があります。

国内債券インデックスに大きく投資するにはリターンよりもリスクの方が大きいので、長期金利がマイナス金利の間は毎月の積立はかなり少な目がおすすめです。

三井住友・日本債券インデックスファンドを積み立てる方法

三井住友・日本債券インデックスファンドを積み立てるには証券会社の口座が必要です。

証券会社の口座を開設して、その口座で三井住友・日本債券インデックスファンドの積立を申し込むことができます。一度積立を設定すれば、毎月自動的に積み立ててくれます。

Step1. 証券会社の口座を開設する

まずは証券会社の口座を開設します。基本的にどの証券会社でも良いのですが、SBI証券または楽天証券の口座開設がおすすめです。

SBI証券の場合、投資信託の保有残高の年率0.12%のキャッシュバックをもらうことができますが、三井住友・日本債券インデックスファンドの場合はキャッシュバック対象外の投資信託になります。

SBI証券の評価と始め方の詳細
SBI証券の口座開設の仕方、必要な書類と手続きの全て

SBI証券の公式サイト → SBI証券

楽天証券の場合、年間0.048%相当のポイントバックしかもらえませんが、三井住友・日本債券インデックスファンドもポイント対象に入っています。

投資信託をする場合、どの証券会社がおすすめかは下記に記載しているので参考にしてみてください。

投資信託の選び方とおすすめの証券会社

※国内債券インデックスファンドも投資信託の一つです

Step2. 三井住友・日本債券インデックスファンドを積み立てる

証券会社の口座を開設したら、次にその口座で三井住友・日本債券インデックスファンドの月額積立を設定します。

このサイトではSBI証券の口座で積み立てを行いますが、基本的にネット証券なら積み立て方法は似たり寄ったりになります。

SBI証券にいってログインします。ログインして上のメニューにある投信をクリックします。(表示は時期により少し変わる可能性があります)

SBI証券 投信トップページ

「三井住友・日本債券インデックスファンド」で検索します。

SBI証券の三井住友・日本債券インデックスファンドの検索結果画面

「三井住友・日本債券インデックスファンド」をクリックすると、三井住友・日本債券インデックスファンドの詳細画面が出てきます。

積立の設定をして申し込む

SBI証券の三井住友・日本債券インデックスファンドの詳細

三井住友・日本債券インデックスファンドの詳細画面には情報がたくさん載っていますが、毎月自動的に一定額を積み立てたい場合は、「積立買付」をクリックします。

※金額買付と口数買付は自動積立ではなく、1回のみの購入(スポット購入)をするときに選択します。

「積立買付」をクリックすると、目論見書や何やらを確認してください画面に移ります。

三井住友・日本債券インデックスファンドの目論見書

目論見書等の確認したら「同意して次へ」をクリックします。

毎月の積立金額や積立日、積み立て金額や日にち、ボーナス時の積み立て増などの設定をすることができます。

三井住友・日本債券インデックスファンドの積立設定1

今回は積立金額500円、申込日は月末、ボーナス月設定は設定しないにして、取引パスワードを入力して、「設定画面確認へ」をクリックします。

※申込日は翌日以降を指定します。翌日が休日等の場合は一番最初の平日を指定します。

三井住友・日本債券インデックスファンドの積立設定2

内容を確認して「設定」をクリックします。

三井住友・日本債券インデックスファンドの積立設定3

以上で、三井住友・日本債券インデックスファンドの毎月500円の積み立ての申し込みが完了です。

三井住友・日本債券インデックスファンドを積み立て始めて、その後

2016年8月末から毎月500円、三井住友・日本債券インデックスファンドをSBI証券に積み立て始めたので、その経過をここに追記していきます。

国内債券インデックス関連の記事

国内債券インデックスを積み立てるのにオススメの証券会社

参考:投資信託の選び方とおすすめの証券会社

No.1 SBI証券

SBI証券はネッット証券最大手です。投資信託の取扱い本数はネット証券で最多です。

国内債券インデックスを含む投資信託の保有残高が1000万円以下なら年率0.12%、1000万円超なら0.24%のキャッシュバックがもらえます(信託報酬が低い投資信託は対象外になる場合があります)。月々500円から積立られます。

公式サイト → SBI証券

SBI証券の評価と他の証券会社との比較、SBI証券の始め方の詳細


No.2 楽天証券

楽天証券でも投資信託を扱っています。投資信託の保有残高により年率0.048%相当の楽天ポイントがもらえます。ポイント還元率は悪いですが、SBI証券やカブドットコム証券のようにキャッシュバック対象外の投資信託というのがありません。月々1000円から積立られます。

楽天証券の評価と他の証券会社との比較、楽天証券の始め方の詳細


No.3 カブドットコム証券

カブドットコム証券は投資信託の保有残高が3000万円未満なら年率0.12%相当、3000万円以上なら年率0.24%相当のポイントがもらえます(信託報酬が低い投資信託は対象外になる場合があります)。月々500円から積立られます。

カブドットコム証券の評価と他の証券会社との比較、カブドットコム証券の始め方の詳細


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