FXをしていたころフォーランドフォレックスを使っていました。
いつの間にか米国FX業者の最大手のFXCMに吸収されましたが、とりあえずFXの口座は残していました。ところだ最近になってFXCMが巨額の損失を出して破産寸前まで追い込まれてしまい、その影響で取引しない場合、年間手数料5000円がかかるようになってしまいました。
ということでFXCMの口座を解約することにしました。
FX口座を解約する理由
1年くらい前に全ての利益確定をして残高を全部引き上げて、口座はそのままにしておきました。いつか超円高(80円台)や超円安(140円台)になったら、またFXに少し手を出そうと思っていました。
そこにスイスフランの暴騰でFXCMが巨額の損失を出して破産寸前まで追い込まれてしまいました。結局、投資銀行が救済しましたが、この影響でFXの取引しない口座に対して年間手数料5000円を徴収することになってしまいました。
ただし、電話でFXCMのカスタマーサポートに聞いたところ、口座残高が0円の人は取引をしなくても年間手数料はかからないとのことです。
私の場合、FX資金を全て引き上げてあったので年間手数料はかかりませんが、ぼーとしていたら、いつの間にか規約が変更されて、口座残高がゼロ円でも手数料の請求書が届くようになるかもしれないと思い、口座を解約することにしました。(それに1度破綻騒ぎをだしたFX業者とは取引をしたくない、というか今回のフランショックの前例が怖すぎてFX自体をもうしたくないー。)
FXCMの口座の解約の仕方 ← メンドクサイ
FXCMのカスタマーサポートに手数料のことを聞くついでに、口座の解約をしてもらおうと思ったのですが、電話では解約を受け付けていませんでした。FXCMのホームページから解約手続きが必要だとか。
FXCMのホームページで解約手続きをしようとしたら、メンドクサイの一言でした。
解約申込書(PDF)をダウンロードしてプリントアウトして必要事項を記載します。必要事項は氏名、生年月日、電話番号、住所、ユーザーネームになります。
解約申込書の送り方
・郵送
・FAX
・メール (スキャナで取り込んでメールに添付)
わざわざ紙に書き込んで送る意味がわかりません。口頭で伝えられる内容だし、もしくはホームページに解約手続きの入力ホームでも作っておけばいいような内容です。せめて入力できるPDFにしておけばわざわざプリントアウトしなくても、そのままメールで送れるのに・・。
わざと手間を増やして解約させにくくしている気がします。
幸い私は家にスキャナ付きのプリンターがあるので、バカみたいだけど解約申込書をプリントアウトして必要事項をボールペンで記載して、それをスキャナーで取り込んでメールに添付してFXCMに送信しました。
なんとも不親切な解約の仕方をとっていました。
もう一度、カスタマーサポートに電話をかけて、なんでこんな無駄な解約の仕方をしているんだと文句でも言ってやろうかと思いましたが、更に面倒になるのでやめました。
ちなみに、他のFX会社だと電話で解約を受け付けたり、添付なしのメールで解約することができたりします。
ただし、上には上がいるもので、解約には解約申込書が必須、そして解約申込書を電話で請求して送ってもらわないと解約申込書さえ手に入らないFX会社もあったりします。そう考えるとFXCMが悪というわけではなく、FX会社としては普通の対応なのかもしれません。
口座解約についてのメールの返答
解約申込書をEmailに添付してFXCMジャパン証券に送付したところ、3時間ほどで下記の変身がありました。
—— 【FXCMジャパン証券】口座解約について ——
お世話になっております。
FXCMジャパン証券でございます。
解約申込書をお送りいただきまして
ありがとうございます。
ご解約に関しまして順次お手続きを行わせていただきますが
只今1か月程度お時間をいただいております。
ご迷惑を大変恐縮ではございますが手続き完了まで
今しばらくお待ちいただければ幸いです。
解約手続きが完了しましたら改めてメールにてご連絡申し上げます。
何卒宜しくお願い申し上げます。
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メールの返信はとても速かったのですが、解約するのになぜか1ヶ月もかかってしまいます。解約手続きが完了するとメールがあるそうです。
追記；
口座解約が1か月かかると書いてあったのですが、1週間で口座解約の完了のメールが届きました。
—— 【FXCMジャパン証券】解約手続き完了のお知らせ ——
平素はFXCMジャパン証券株式会社をご愛顧頂き、
誠にありがとうございます。
お客様のご依頼に基づき、以下のお取引口座について
解約手続きが完了致しましたので、本メールにてお知らせ致します。
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おまけ：FXの隠れたリスク、倒産リスクと損益確定リスク
フランショックで危機感を覚えたのが、どこぞのしょぼいFX業者ではなく米国FX業者の最大手のFXCMが倒産しかけたことです。
もし倒産したとしてもFX資金の大半は戻ってくると思いますが、そうなった場合でも強制的にポジションが全て決済されて損益が確定した形になってしまいます。
税金が有利になるように損益の調整をしながら取引していたら、いきなり損益が確定してしまう可能性があります。無理がないレバレッジで取引をしておけば、今は損をしていても、長い目で見ればいつかプラスになると思っていても、肝心のFX業者が倒産したら、それで損失確定です。 もし大きな利益が出ていた場合は、でかい税金がふりかかることに。
比較的大きな資金でFXをする場合、FX業者の倒産による損益確定リスクをさけるためにも複数の業者を使うべきだと思います。