株の現物取引の売買手数料が安いネット証券と総合証券の比較一覧

最終更新日 / 作成日 2016/08/14 / 作成者 資産運用の管理人

ここではネット証券と総合証券の株式取引(国内株式の現物取引)の売買手数料に関する簡単な説明をしてから、売買手数料を一覧にして比較していきます。

■ 株には国内株と外国株がある

株は大きく分けて、日本にある会社の株(国内株)と外国にある会社の株(外国株)の2種類があります。国内株と外国株では取引方法や手数料も大きく異なってきます。

ここでは国内株について説明します。外国株については米国株や海外ETFが売買できるネット証券の比較を参考にしてみてください。

株を始める場合は、とりあえず国内株の売買から初めて、慣れて来たら米国株などの外国株の取引を検討する感じになります。

■ 株の取引方法は2種類あり、売買には手数料がかかる

国内株の売買取引には現物取引と信用取引があります。

信用取引は自分が持っているお金以上に株を買ったりすることができますが、大損して借金を背負う可能性も出てくるので、ほとんどの人は現物取引で株の売買を行います。

株の売買を行うときに売買手数料を支払う必要があります。現物取引と信用取引で手数料が変わってきますが、ここでは現物取引での売買手数料を説明していきます。

■ ネット証券と総合証券では売買手数料が大きく異なる

売買手数料は各ネット証券と総合証券ごとに違います。ネット証券だと売買手数料は大体株の約定額(売買代金)の0.1%です。例えば50万円の株を買うとき、50万円の0.1%、500円ぐらいが手数料の相場になります。

野村証券などの総合証券だと、この売買手数料が1%くらいになります。総合証券はネット証券の10倍の手数料になります。

総合証券とネット証券の違いは、主にサポートの有無です。

総合証券は実店舗を持っていて店舗や電話で株の売買を手取り足取りサポートしてくれます。ネット証券は実店舗を持っておらず、お客さんは自分でパソコンやスマホから株の売買をすることになります。

ネット証券でも困ったことがあれば問い合わせ電話で聞くことができますが、直接的な売買注文は自分で行うことになります。パソコンやスマホが普通程度に使えれば売買取引は簡単です。

パソコンやスマホが使えない場合に、売買手数料は10倍くらい高くなりますが野村証券などの総合証券を使うことになります。

■ 現物取引の売買手数料には2つの手数料プランがある

現物取引での売買手数料にも2つ手数料プランがあります。一つは売買取引ごとに手数料を支払うプラン、もう一つは複数回の売買代金の合計を元に手数料を支払う定額プランです。

日に何度も売買を繰り返さない普通の人の場合、売買取引ごとに手数料を払うプランの方が手数料が安くなります。日に何度も売買を繰り返すデイトレーダーの場合、1日に売買代金の合計を元に手数料を支払う定額プランの方が手数料が安くなります。

普通の人の場合、日に何度も売買を繰り返すことはほとんどしないので、売買取引ごとに手数料を支払うプランを選びます。

普通の人用の手数料プランと売買手数料の一覧

普通の人は日に何度も株の売買取引をしないので。売買取引ごとに手数料を支払う通常プランがおすすめです。日に何度も売買取引をしない場合は、その方が手数料が安くなります。

日に10回以上売買取引をす場合にだけ、デイトレーダー用の定額プランを検討してみてください。

売買取引ごとに手数料を支払うプランは、1回の売買取引の約定代金(売買代金)に応じて売買手数料が変わってきます。

全般的に売買手数料が安いネット証券や、約定代金が小さい時に手数料が安い証券会社、約定代金が高い時に手数料が安い証券会社など様々です。

売買手数料の安さは、証券会社を選ぶ上での重要なポイントの一つです。自分の株の資金に応じて証券会社を検討してみてください。

売買手数料以外にも、投資信託でポイントがもらえたり、外国株の売買が安かったりする証券会社もあるので、売買手数料の安さだけでなく、総合的に検討することをお勧めします。

1回の約定代金が30万円以下の場合の売買手数料

約定代金10万円以下10万円超〜20万円以下20万円超〜30万円以下
SBI証券 スタンダードプラン139円185円272円
楽天証券 ワンショットコース139円185円341円
マネックス証券 取引毎コース100円180円250円
カブドットコム証券90円180円250円
松井証券0円300円
GMOクリック証券 1約定ごと95円105円260円
野村証券(エコ割適用)1300円1300円〜1950円

※松井証券だけ売買取引ごとの手数料プランがありません。1日の売買代金の合計額に応じた手数料になります。

総合証券の野村証券以外は全てネット証券です。ネット証券と比べると総合証券の売買手数料は圧倒的に高いです。

ネット証券で10万円の株を買う場合、売買手数料は0.1%、100円程度です。総合証券だと、野村証券の場合は手数料が1300円になります。スマホやパソコンが使えなくても総合証券なら株を売買できますが、スマホやパソコンが使える場合、総合証券を使う意味はありません。

松井証券の場合、1日に約定代金の合計額が10万円以下の場合、売買手数料が無料です。その反面、10万円を超えると他のネット証券と比べて少し割高な売買手数料になります。

GMOクリック証券の売買手数料が一番安いです。GMOクリック証券は30万円超の約定代金でも一番安い売買手数料になっています。(ただし、投資信託は少し不利で、外国株の売買はできません・・)

1回の約定代金が30万円超〜100万円以下の場合の売買手数料

約定代金30万円超〜40万円以下40万円超〜50万円以下50万円超〜100万円以下
SBI証券 スタンダードプラン272円487円
楽天証券 ワンショットコース341円609円
マネックス証券 取引毎コース350円450円成行1000円、指値1500円
カブドットコム証券250円約定金額×0.09%+90円、例 630円(60万円)、990円(100万円)
松井証券500円1000円
GMOクリック証券 1約定ごと260円470円
野村証券(エコ割適用)1950〜3250円3250円〜5494円

総合証券の野村証券は相変わらず手数料が超高いです。

ネット証券の場合、約定代金が50万円まで売買手数料の差は少ししかありませんが、50万円を超えたところで売買手数料に大きく差が出ます。

マネックス証券は30万円以下の場合、売買手数料は比較的安いですが、30万円超になると比較的高くなって、50万円超になるとネット証券の中で一番割高になります。(成行は売買時に株価を指定せずに売る場合、指値は株価を指定して売る場合の手数料です)

カブドットコム証券は約定代金が50万円以下なら比較的安い売買手数料ですが、50万円超で割高になります。

GMOクリック証券は30万円以下の約定代金でも売買手数料が一番安いですが、30万円超〜100万円以下でも一番安いネット証券になっています。

1回の約定代金が100万円超の場合の売買手数料

約定代金100万円超〜150万円以下150万円超〜200万円以下200万円超〜
SBI証券 スタンダードプラン582円921円(3000万円超は973円)
楽天証券 ワンショットコース728円1152円(3000万円超は1217円)
マネックス証券 取引毎コース(成行)約定金額の0.1%、(指値)約定金額0.15%
カブドットコム証券約定金額×0.09%+90円(上限3690円)、例:1890円(約定200万円)、3690円(約定400万円)
松井証券2000円+100万円増えるごとに1000円加算(例250万円だと3000円)
GMOクリック証券 1約定ごと900円(3000万円超は960円)
野村証券(エコ割適用)100万円以上300万円以下 約定代金x0.8%+3080円、以降とにかく手数料は高い

約定代金が100万円以上になると、SBI証券と楽天証券、GMOクリック証券の3つが手数料が比較的安いネット証券になります。

資金量が多い場合、国内株の取引にマネックス証券、カブドットコム証券、松井証券は売買手数料が高くなるので選ばないほうがいいです。

デイトレーダー用の手数料プランの売買手数料の一覧

1日に何度も売買取引を繰り返す場合、1回ごとに手数料を払うよりも、1日の約定代金の合計額から手数料を支払う定額プランがおすすめです。

証券会社によって、定額プランはアクティブプラン、ボックスレートなどと呼んだりします。

普通の人の場合は定額プランにすると逆に割高になりますが、デイトレーダーの場合は定額プランの方が支払う手数料が安くなります。

1日の約定代金が30万円以下の場合の売買手数料

約定代金10万円以下10万円超〜20万円以下20万円超〜30万円以下
SBI証券 アクティブプラン0円191円286円
楽天証券 1日定額コース429円(約定代金の合計50万円まで)
マネックス証券 一日定額コース2500円(約定代金の合計300万円まで)
松井証券0円300円
GMOクリック証券 1日定額230円300円

デイトレードをする場合で1日の約定代金の合計が30万円以下になる場合は、ほとんどないので、30万円以下の売買手数料は無視です。

1日の約定代金が30万円超〜100万円以下の場合の売買手数料

約定代金30万円超〜40万円以下40万円超〜50万円以下50万円超〜100万円以下
SBI証券 アクティブプラン429円762円
楽天証券 1日定額コース429円858円
マネックス証券 一日定額コース2500円(約定代金の合計300万円まで)
松井証券500円1000円
GMOクリック証券 1日定額430円860円

1日の約定代金による手数料プランは、マネックス証券は超割高で、松井証券は少し割高です。

SBI証券、楽天証券、GMOクリック証券は同じ程度の手数料になります。ただし、1日の約定代金が100万円超になると、SBI証券が一番安くなるので、基本的にデイトレーダーの場合はSBI証券が一番おすすめです。

1日の約定代金が100万円超の場合の売買手数料

約定代金100万円超〜150万円以下150万円超〜200万円以下200万円超〜
SBI証券 アクティブプラン1162円 + 以降100万円ごとに400円増加(例:220万円だと1562円)
楽天証券 1日定額コース2000円3000円+以降100万円ごとに1000円増加
マネックス証券 一日定額コース2500円(約定代金の合計300万円まで、300万超は300万ごとに2500円加算)
松井証券2000円+100万円増えるごとに1000円加算(例250万円だと3000円)
GMOクリック証券 1日定額1260円1660円(300万以上は、100万円ごとに290円を加算)

1日の約定代金が100万円超になると、SBI証券の手数料が圧倒的に安くなります。

株の現物取引の売買手数料が安いネット証券と総合証券のまとめ

総合証券はネット証券の売買手数料の10倍近い手数料を取るので、スマホやパソコンが使えないなどの理由がない限り、ネット証券で株の売買をすることを強くおすすめします。

総合証券の利点は、スマホやパソコンが使えなくても株の売買ができる点くらいです。

ネット証券でも手数料はそこそこ違ってきます。売買代金が50万円以下の場合は、手数料の差は少ししかありませんが、50万円超になると手数料の差が大きくなってきます。

1回ごとの売買手数料が一番安いのはGMOクリック証券ですが、GMOクリック証券は投資信託が買えず、外国株の取引もできません。国内株を売買するだけの場合にだけ、GMOクリック証券がおすすめです。

無難で安い手数料をしているのはSBI証券です。SBI証券は売買代金に限らず全般的に手数料が安いです。加えて、投資信託を普通に買えてポイント還元もありお得です。外国株の売買もできて売買手数料はネット証券最安です。

おすすめネット証券ランキング

No.1 SBI証券

SBI証券はネッット証券最大手です。株の売買手数料は最安値水準で、投資信託の数も多くお得なポイント還元もあります。夜中でも株の売買ができるPTS市場や、米国株の売買手数料も最安値水準です。

IPOの取扱い銘柄もネット証券で最多なのです。株の売買をする場合、とりあえずSBI証券で始めるのが一番です。

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No.2 楽天証券

たいていのことはSBI証券を使えばいいのですが、楽天証券に口座を作っておくと楽天銀行の普通預金の利率が0.1%になります。

普通預金の利率は普通0.001%なので100倍です。金利を0.1%にするために、楽天証券の口座を作ることをおすすめします。

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No.3 マネックス証券

マネックス証券は50万円以上の株の売買は手数料が高いので、国内株の売買はおすすめではありませんが、NISA口座で外国株を売買する場合に一番おすすめです。

マネックス証券だとNISA口座での外国株の売買手数料が無料になります。

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