三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの特徴と評価、そして月額積立の始め方、2016年9月からの積立の経過をお知らせします。
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの特徴
ファンドの公式サイト:三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは信託報酬が外国株式インデックスファンド系で最安値クラスの年率0.27%、資産総額は2016年9月時点で2,574百万円(約26億円)です。
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの運用方法は日本を除く主要先進国の株式が9割、新興国が1割を占めています。主要先進国のうち、米国株が約61%、その他の主要先進国の株式が39%を占めています。
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは2011年4月18日に設定されたファンドです。分配は行っていません。
その他の特徴
ベンチマーク:MSCI ACワールド指数
購入手数料:無料 (ノーロード)
信託報酬:0.25% (税込0.27%)
売買単位:最低500円から積立
信託財産留保額:なし
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの評価
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは、9割が先進国の株式を集めた外国株式インデックス・マザーファンド、そして残りの1割が新興国の株式を集めたエマージング株式インデックス・マザーファンドによって構成されています。
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは、先進国の株式のインデックスファンドの中でも信託報酬が最安値水準のインデックスファンドです。
信託報酬の安い外国株式インデックスファンドは、iFree外国株式インデックス(信託報酬0.2268%、純資産0.32億円、マザーファンド純資産676億円)、たわらノーロード先進国株式(信託報酬0.243%、純資産47億円、マザーファンド純資産2427億円)、ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.2592%、純資産300億円、マザーファンド純資産509億円)、三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(信託報酬0.27%、純資産26億円、マザーファンド純資産1740億円/新興国向け10億円)の順になります。
純資産額が大きいファンドのほうが安定している場合もありますが、マザーファンドの規模の方が重要になってきます。上記の投資信託のマザーファンドの純資産額は特に問題ない規模になります。
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド以外は先進国の株式だけを集めたインデックスですが、三井住友・DC全海外株式インデックスファンドだけ1割くらいに新興国の株式が含まれています。
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは新興国も入っていることから信託報酬も他の外国株式インデックスファンとよりも高く微妙です。悪くはないのですが、より信託報酬の安いiFree外国株式インデックスか、たわらノーロード先進国株式を選んで、新興国の株式を入れたい場合は新興国の株式インデックスファンドを個別に入れたほうが効率的です。
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの期待利回り
下記は三井住友・DC全海外株式インデックスファンドのベンチマークのMSCI ACワールド指数のリターンになります。三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの期待利回りもベンチマークと同じくらいになります。
2000年 -3.6% | 2001年 -3.2% |
2002年 -26.9% | 2003年 21.7% |
2004年 10.4% | 2005年 28.3% |
2006年 22.6% | 2007年 5.1% |
2008年 -52.9% | 2009年 39.6% |
2010年 -1.2% | 2011年 -11.8% |
2012年 31.7% | 2013年 49.9% |
2014年 20.0% | 2015年 -2.1% |
引用データ:myINDEX: MSCI コクサイ・インデックス
127.6%/16年間 = 平均利回り7.975%(年率)
国内債券のここ16年間平均利回りが1.94%です。新興国を1割含んだ外国株式インデックスの利回りは年により大幅に変動しますが、ここ16年間の平均利回りは7.975%で、国内債券の約4倍あります。
新興国を含まない外国株式インデックス(MSCIコクサイ・インデックス)の利回はここ16年間の平均で年8.39%なので、先進国のみにしたほうが平均利回りが若干ですがよくなっています。
短期的に見るとブレ幅が大きいのでリスクは高いですが、長期投資で積み立てる場合、外国株式インデックスはかなりの狙い目です。10年単位で毎月積み立てをしていく場合、外国株式インデックスが最も有望な投資先になる気がします。
ということで、このサイトでは信託報酬の安い外国株式インデックスを月1万円ずつ積み立てています。
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド以外の積立中の外国株式インデックスは、年次の利回りがマイナスになった場合はマイナス幅に応じてスポット購入(10万円〜50万円の投下規模)をする感じで運用します。
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは信託報酬が少し高くて、平均利回りも少し低めなので特に増額することなく、比較用として月1万円でずーと続けるつもりです。
積立中の外国株式インデックスファンド
・iFree外国株式インデックス 月1万円 適時スポット購入あり
・たわらノーロード先進国株式 月1万円 適時スポット購入あり
・ニッセイ外国株式インデックスファンド 月1万円 適時スポット購入あり
・三井住友・DC全海外株式インデックスファンド 月1万円 スポット購入なし
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドを積み立てる方法
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドを積み立てるには証券会社の口座が必要です。
証券会社の口座を開設して、その口座で三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの積立を申し込むことができます。積立の設定を一度すれば、あとは毎月自動的に積み立ててくれます。
Step1. 証券会社の口座を開設する
まずは証券会社の口座を開設します。基本的にどの証券会社でも良いのですが、SBI証券か楽天証券の口座開設がおすすめです。
SBI証券の場合、投資信託の保有残高の年率0.12%のキャッシュバックをもらうことができますが、三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの場合はキャッシュバック対象外の投資信託になります。
SBI証券の評価と始め方の詳細
SBI証券の口座開設の仕方、必要な書類と手続きの全て
SBI証券の公式サイト → SBI証券
楽天証券の場合、年間0.048%相当のポイントバックしかもらえませんが、三井住友・DC全海外株式インデックスファンドもポイント対象に入っています。
投資信託をする場合、どの証券会社がおすすめかは下記に記載しているので参考にしてみてください。
※三井住友・DC全海外株式インデックスファンドも投資信託の一つです
Step2. 三井住友・DC全海外株式インデックスファンドを積み立てる
証券会社の口座を開設したら、次にその口座で三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの月額積立を設定します。
このサイトではSBI証券の口座で積み立てを行いますが、基本的にネット証券なら積み立て方法は似たり寄ったりになります。
SBI証券にいってログインします。ログインして上のメニューにある投信をクリックします。(表示は時期により少し変わる可能性があります)
「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」で検索します。
「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」をクリックすると、三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの詳細画面が出てきます。
積立の設定をして申し込む
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの詳細画面には情報がたくさん載っていますが、毎月自動的に一定額を積み立てたい場合は、「積立買付」をクリックします。
※金額買付と口数買付は自動積立ではなく、1回のみの購入(スポット購入)をするときに選択します。
「積立買付」をクリックすると、目論見書や何やらを確認してください画面に移ります。
目論見書等の確認したら「同意して次へ」をクリックします。
毎月の積立金額や積立日、積み立て金額や日にち、ボーナス時の積み立て増などの設定をすることができます。
今回は積立金額1万円、申込日は14日、ボーナス月設定は設定しないにして、取引パスワードを入力して、「設定画面確認へ」をクリックします。
※申込日は翌日以降を指定します。翌日が休日等の場合は一番最初の平日を指定します。
内容を確認して「設定」をクリックします。
以上で、三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの毎月1万円の積み立ての申し込みが完了です。
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドを積み立て始めて、その後
2016年9月14日からSBI証券で三井住友・DC全海外株式インデックスファンドを毎月1万円積み立て、その経過をここに追記していきます。
資産運用の実践ポートフォリオの履歴に毎月1回の割合で、三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの積立状況も更新しているので参考にしてみてください。
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公式サイト → SBI証券