マネックス証券の口座の開設 Step1、口座開設(分散投資と小額取引の人にお勧め)

最終更新日 / 作成日 2015/02/03 / 作成者 資産運用の管理人

今まで松井証券をほそぼぞと使っていましたが、マネックス証券の口座の開設を申し込みました。

SBI証券や楽天証券も検討しましたが国内外の分散投資そして小額取引(1回30万円までの取引)をする場合、マネックス証券が一番手数料が安くなります。ということで、ちびちび資産運用している私はマネックス証券を使うことにしました。

小額取引+外国株+NISAならマネックス証券が良い理由

1回30万円までの小額取引の場合、マネックス証券が国内株や外国株の売買での手数料が一番安くなります。

国内株式の手数料の比較

マネックス証券の国内株式の手数料
10万円以下 100円
10万円超~20万円以下 180円
20万円超~30万円以下 250円

楽天証券の国内株式の手数料
10万円以下 139円
10万円超~20万円以下 185円
20万円超~50万円以下 341円

SBI証券の国内株式の手数料
10万円以下 139円
10万円超~20万円以下 185円
20万円超~50万円以下 272円

30万円以下だとマネックス証券が国内株式の売買手数料が一番安くなります。30万円を超えるとマネックス証券は他と比べて高くなります。ちびちび資産運用したい人にマネックス証券がお勧めです。

海外(米国)株式の手数料の比較

マネックス証券の米国株式の手数料(最低5ドル最高20ドル、約定代金の0.45%)
10万円 5ドル (600円)
20万円 9ドル (1080円)
30万円 13.5ドル (1620円)

楽天証券の米国株式の手数料
一律25ドル(3000円)、1000株を超える場合、1株につき2セント(2.4円)の追加手数料。

SBI証券の米国株式の手数料
一律25ドル(3000円)、1000株を超える場合、1株につき2セント(2.4円)の追加手数料。

米国株式の手数料だとマネックス証券が一番安い。ただし、1回の取引が50万円以上になると為替手数料を少なくできるSBI証券が一番安くなる。詳しくは外国株が売買できるネット証券とNISAの必要性で説明しています。とりあえず30万円程度ならマネックス証券が一番手数料が安くなります。

NISAを使う予定の人/既に使っている人

NISAに興味がある人で、なおかつ外国株に投資したい人は、外国株を取引する証券会社でNISA口座を作る必要があります。そうしないと税金の二重課税が避けられなくなります。

詳しくは外国株が売買できるネット証券とNISAの必要性で説明していますが、要はNISAと外国株を取引する証券会社を一緒にする必要があります。

既にSBI証券や楽天証券でNISAを作ってしまった人は、NISAを作った証券会社で外国株の取引をしましょう。そうしないと配当金に余分に税金(20%)がかかってしまいます。一番安い手数料を選んだつもりが外国株の配当で20%の税金が追加でかかってしまうことになります。

まだNISAを作っていない人は、マネックス証券に口座を作ってから、マネックス証券でNISAを申し込みましょう。そして外国株はNISA内で取引をします。すると税金の観点からも手数料の観点からも一番良くなります。

マネックス証券の紹介プログラムで3000円プレゼント

マネックス証券では家族や友達を紹介するとお互いに3000円ずつもらうことができます。(紹介された人は2ヶ月以内にマネックス証券に口座を作って3万円以上を入金する必要があります。)

家族や友達がマネックス証券を使っている人は、マネックス証券のお友達紹介プログラムから友達紹介してもらいましょう。そうするとお互い3000円もらえます。

マネックス証券の口座の開設の仕方

マネックス証券を使っている家族や友達がマネックス証券のお友達紹介プログラムで友達紹介してもらうか、上記の友達紹介用のフォームから申し込むとマネックス証券からメールが届きます。(友達紹介用のフォームから申し込むとだいたい24時間以内にメールが届きます。)

メールに口座開設申込書用のURLが記載されているので、それをクリックすると口座開設の申し込みフォームへ移動します。このURL以外で申し込むと3000円もらえません。

3000円なんてどうでも良い人は、マネックス証券へ行き、“口座開設はこちら”というボタンをクリックして、証券総合取引口座を選択すると、口座開設の申し込みフォームへ移動します。

口座開設 申込みフォームの記載の仕方

名前、性別、生年月日などを入力していきます。ほとんどの箇所は普通に入力すればいいだけになります。

一箇所だけ迷うところがあります。それは特定口座(兼 特定管理口座)の箇所です。

統計データはないのですが、たぶん下記のような割合になっていると思います。

7割の人が選択
開設する (源泉徴収あり・配当等の受入あり)

2割の人が選択
開設する (源泉徴収あり・配当等の受入なし)

1割の人が選択
開設する (源泉徴収なし)

0割の人が選択
開設しない (一般口座)

私は“開設する(源泉徴収あり・配当等の受入あり)”を選びました。一般口座を申し込む人はいないので説明を省きます。

源泉徴収あり・なしに関してですが、源泉徴収ありにすると確定申告をする必要がなくなります。なしにすると年間20万円以上利益が出た場合、税務署へ行き確定申告をする必要があります。源泉徴収無しの場合、利益が20万円未満なら20%の税金を払わなくて済むので最大で4万円得になります。ただし、いろいろとデメリット(国民健康保険が上がる・扶養から外れる)があったり、年間で損失を出し場合はメリットがなくなったりするので、ほとんどの人は源泉徴収ありを選んだほうが無難になります。

配当などの受け入れあり・なしに関してですが、受け入れありにすると配当が証券会社の口座に入金されます。なしにすると、自宅に配当の紙が届いて、それを郵便局にいって換金しに行く必要があります。換金するのが面倒なので、配当などの受け入れありを選ぶのがいいと思います。それに加えて、配当にかかる税金は、株の売却損益と損益通算することができるので、株で損をした場合、配当で払った税金が口座に戻ってきます。ほとんどの人は配当等の受入ありを選んだほうが便利でお得です。唯一の例外は、配当などの受け入れありにすると、外国株式を持っている人の場合は二重課税でかかった税金を外国税額控除で取り戻すことができなくなります。NISAで外国株式を購入することで二重課税を防ぐことができます。配当等の受入ありを選んで外国株はNISAで購入(年間100万まで)するのが一番良い方法になります。

特定口座(兼 特定管理口座)の箇所だけ選ぶのに悩む人が多いと思いますが、それ以外は普通に選んだり入力するだけなので、簡単に口座開設の申込みができるかと思います。

Webで申し込みが完了した後にすること

Webで申し込みが完了すると、5日ほどで口座開設申込書を同封した「口座開設キット」が自宅に届くとのことです。私の場合、申し込んでから2日で届きました。

口座開設キット

口座開設申込書に署名・捺印をして、本人確認書類のコピーを申込書とまとめて封筒にいれます。そしてマネックス証券へ郵送します。

口座開設キットが届いた次の日にポストへ投函!

マネックス証券が申込書を確認して、問題がないようだと口座開設の通知が自宅に届きます。そこに記載されているログインIDとパスワードを入力することで取引を開始することができます。

Webで申し込んで、だいたい10日ちょっとで取引ができるようになると思います。

続きの記事 → マネックス証券の口座の開設 Step2、入金とNISA口座の開設

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