楽天証券の評価と他の証券会社との比較、楽天証券の始め方の詳細

最終更新日 / 作成日 2016/03/17 / 作成者 資産運用の管理人

最高の普通金利を持つのが楽天証券です。大手銀行の場合、普通金利は0.001%です。ネット銀行でも0.02%くらいが精一杯です。ところが、楽天証券の場合、楽天銀行とタッグを組むことで、普通金利がなんと0.1%! 正直、この一点だけで楽天証券の口座を持つ意味が確実にあります。

株の売買手数料は最安値水準というわけでもありませんが、日に何度もトレードするデイトレーダーの場合、手数料がかなり割安になります。IPOの当選数は少なめですが、申込数自体多くないのでIPO狙いの穴場的な存在でもあります。

投資信託の保有残高に応じて楽天ポイントがもらえます。ポイント率は低いですが、他のネット証券だと対象外になる投資信託(ニッセイ外国株式インデックスファンド)に対してもポイントがもらえるという強みがあります。

楽天証券のおすすめポイント

  • 楽天銀行の普通金利が0.1%になる
  • 売買手数料100円ごとに1ポイントの楽天ポイントが貯まる
  • デイトレードをする場合、手数料がかなり割安
  • IPOの穴場的存在
  • 投資信託の保有残高に応じてポイントがもらえる

楽天証券で行える取引と手数料

総合証券の場合、株式口座を開設すると口座維持手数料(口座管理料/年間費)などで年数千円かかる場合もありますが、楽天証券等のネット証券は口座維持手数料は無料です。

楽天証券の株式口座を開いて、そのまま放置した場合でも、特に文句は言われないし、料金を取られることはありません。株などの売買をした時に初めて、売買手数料がかかります。

楽天証券の場合、売買手数料の1%がポイントとしてもらえて、ポイントは楽天市場等で使うことができます。

楽天証券の現物取引と売買手数料

株の売買には大きく分けて二つあります。一つは現物取引、もう一つは信用取引です。普通の人が株を買う場合、現物取引のことを指しています。普通の人は基本的に株の信用取引には縁がないので、無視していいです。

売買手数料をどう払うかで、ワンショットコースと1日定額コースに分かれます。

約定代金ワンショットコース(1回の約定代金における手数料)1日定額コース(1日の約定代金の合計における手数料)
10万円以下139円429円
10万円超〜20万円以下185円
20万円超〜50万円以下341円
50万円超〜100万円以下609円858円
100万円超〜150万円以下728円2000円
150万円超〜200万円以下1152円
200万円超〜3000万円以下3000円+以降100万円ごとに1000円増加
3000万円超1217円

普通の人の場合、おすすめはワンショットコースです。1回の約定金額に応じた手数料になります。例えばA株を30万円買ってB株を15万円買った場合、手数料は341円+185円で526円になります。

デイトレーダーなどの、1日のうちに何回も株取引をする場合に1日定額コースが手数料が安くなるのでオススメになります。例えば1日のうちに、A株を30万円買ってB株を15万円買った場合、合計約定代金は45万円なので手数料は429円になります。

1日定額コースの場合、片道の手数料が無料

1日定額コースの場合、デイトレード割引という片道割引サービスがあります。株を買ってその日のうちに同じ株を売った場合、売った時の手数料がかかりません。逆に株を売って、その日のうちに同じ株を買い戻した場合、どちらか一方の売買代金(約定代金)が高いほうの手数料だけがカウントされます。

例えば、A株で30万円買って、その日のうちにA株を売った場合、売ったA株の売却手数料がかからなくなっています。

デイトレーダーで同じ銘柄の売買を良くする場合に、楽天証券の1日定額コースとデイトレード割引はかなりお得な手数料プランになっています。

楽天証券では、これ以外にも超割コースという手数料プランがあります。前月の取引実績に応じて1回の約定金額に応じた売買手数料が変わるのですが、ワンショットコースよりも割安になるには、相当の取引を行う必要があります。

少なくとも投資信託の残高が500万円以上ある必要があり、それに加えて手数料はワンショットコースと比べて少しくらいしか安くならないので、普通の人の資産量では選択肢になりません。超割コースは無視です。

売買手数料の1%の楽天ポイントがもらえる

楽天証券で株の売買をすると売買手数料の1%が楽天ポイントでもらえます。ただし、楽天銀行の口座を開設してハッピープログラムを申し込む必要があります。

他のネット証券の売買手数料との比較

楽天証券のデイトレード用の片道割引サービスがうまく使える場合は、売買手数料がネット証券の中でも割安になりますが、それ以外の場合は1%の楽天ポイントがもらえても少し割高な売買手数料になっています。

各ネット証券の株の売買手数料は下記にまとめているので参考にしてみてください。

株の現物取引の売買手数料が安いネット証券と総合証券の比較一覧

楽天証券の信用取引と売買手数料

現物取引の場合、持ってる現金が100万円だったら、100万円までの株までしか買えませんが、信用取引の場合、最大300万円まで株を買うことができます。リターンが最大3倍になる代わりに、リスクも最大3倍になるのが信用取引です。

信用取引は現物取引よりも一回の売買額が大きくなるので、売買手数料は安めになっています。

約定代金ワンショットコース(1回の約定代金における手数料)1日定額コース(1日の約定代金の合計における手数料)
30万円以下250円429円
30万円超〜50万円以下450円
50万円超〜100万円以下858円
100万円超〜200万円以下2000円
200万円超3000円+以降100万円ごとに1000円増加

ワンショットコースや1日定額コースの意味は、現物取引の手数料の箇所で説明したのと同じです。1日定額コースは現物取引と同様に、デイトレード割引を適用することができます。

IPO(新規上場株式)の取引と売買手数料

ネット証券の場合、IPO銘柄の購入時の手数料は無料です。楽天証券も無料になっています。売却時にだけワンショットコースや1日定額コースの売却手数料がかかるようになっています。

楽天証券がIPOの主幹事になる場合、取引実績に応じてIPOに当選する確率が変わる方式を取っていますが、楽天証券がIPOの主幹事になることはまずないです。

楽天証券のIPOの基本的に委託幹事です。委託幹事の場合、取引実績に関係なくみんな同じ当選確率になります。当選数は少ないのですが、申込数自体も少ないのでIPOをする場合は、楽天証券は穴場的な存在になっています。

新規公開株式(IPO)の過去の取扱実績
2015年 9件、2014年 2件、2013年 2件、2012年 6件、2011年 13件

外国株式(米国株/中国株/その他)の取引と売買手数料

楽天証券では米国株、中国株、その他アジア株の売買をすることができます。2014年12月22日に特定口座にも対応しました。

外国株式売買手数料
米国株25米ドル(1000株まで)、1000株を超えた分は1株ごとに2セントの手数料
中国株10万円まで 500円、10万円超100万円未満 約定代金の0.5%、100万円以上 5000円

アセアン株式シンガポール株式、タイ株式、マレーシア株式、インドネシア株式の売買取引を行うことができます。売買手数料は約定代金の1.0%(最低手数料500円)

楽天証券の外国株の売買手数料は高いのでオススメではありません。外国株を売買する場合は手数料が安いSBI証券、NISA口座なら手数料無料が無料になるマネックス証券がおすすめです。

参考記事:米国株や海外ETFが売買できるネット証券の比較とNISA口座と外国税額控除と為替差益

楽天証券での投資信託と手数料

楽天証券の投資信託の取り扱い本数は業界トップクラスです。投資信託の積立は月1000円から始めることができます。

投資信託取扱い本数 2100程度
販売手数料無料のノーロード投資信託の取扱い本数 900程度

手数料は投資信託の種類によって変わりますが、ノーロード投資信託の場合は販売手数料無料になっています。

ちなみにネット証券で投資信託の取り扱い本数のトップは取扱投信本数2200本程のSBI証券です。楽天証券とほとんど変わりません。

楽天証券の場合は、楽天銀行の口座を作ってマネーブリッジとハッピープログラムを申し込むと、投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイントの楽天ポイントがもらうことができます。年間だと48ポイントです。10万円で48ポイントなので、年率に直すと0.048%に相当します。(SBI証券だと年率0.1%のポイントがもらえます)

このほかに投資信託の残高に応じて資産形成ポイントがもらえますが、これは10万円ごとに毎月4ポイント貰えるやつとは併用できません。

資産形成ポイントは投資信託の残高が50万円以上で月50ポイント、200万円以上だと月100ポイント、以降に200万円ごとに月50ポイントずつ貰えるポイントが増えていきます。10万円ごとに毎月4ポイントと比べてお得感がないので無視していいです。

他のネット証券の投資信託でもらえるポイントバックの比較

楽天証券だと、投資信託の保有残高の0.048%に相当するポイントが年間でもらえます。

SBI証券なら保有残高が1000万円以下なら年率0.12%、1000万円超なら年率0.24%に相当するキャッシュバックをもらうことができます。

カブドットコムなら保有残高が3000万円未満なら年率1.2%相当、3000万円以上なら年率2.4%相当のポイントがもらえます。

楽天証券の投資信託でもらえるポイントはかなり少ないのですが、楽天証券の場合、手数料(信託報酬)が低い投資信託でもポイントの対象になっています。

例えば、信託報酬が0.2592%のニッセイ外国株式インデックスファンドの場合、SBI証券やカブドットコムのキャッシュバックやポイントバックの対象外の投信信託になりますが、楽天証券ならとりあえず今の所ポイント対象になっています。

信託報酬の低い投資信託を買ったり積み立てたい場合は、ポイント対象になっている楽天証券がおすすめです。

参考記事:投資信託の選び方とおすすめの証券会社

楽天証券のその他の取引

楽天証券では上記以外の取引、債券(社債・国債など)、先物・オプション、海外先物、外国為替、カバードワラント、金・プラチナなどの取引を行うことができます。

楽天証券限定で楽天株式会社の社債を売り出している場合もあります。年率0.38%なので、悪くはないですが、旨味はそんなにあるわけでもありません。余剰資金がある場合に、少しだけ買っておく程度でいいです。

このほか、楽天証券では金・プラチナの積立投資もできます。ネット証券で金・プラチナの積立投資ができるのは楽天証券とマネックス証券くらいです。

楽天証券の口座開設にかかる時間と開設の仕方

楽天証券の口座開設はクイック口座開設(インターネット経由)で申し込むのと、申込書を請求して郵送で申し込む方法があります。

クイック口座開設(おすすめ)
口座開設にかかる時間:最短3日程度
口座開設に必要な機材:パソコンとスマホ(またはデジカメ)、スマホがない場合はマイナンバーの登録に2日ほど余分に時間がかかります。

郵送での口座開設
口座開設にかかる時間:8日程度
口座開設に必要な機材:特になし

下記のページで実際に楽天証券で口座開設を行った手順を詳細に記載しているので参考にしてみてください。

楽天証券の口座開設(資料請求)の申し込み、必要な書類と手続きの全て

楽天証券の口座開設をしてマイナンバーを登録すると、下記のようなユーザのホームページへアクセスできるようになります。

楽天証券の自分の口座への入金方法・出金方法、その手数料

楽天証券で株や投資信託を買うには、楽天証券の自分の口座へ入金する必要があります。楽天証券への入金の仕方は大きく3つ、楽天銀行のマネーブリッジ、インターネットバンキング、銀行振込での入金があります。

楽天銀行やその他のインターネットバンキングをしたことがない場合は、とりあえず最初だけ銀行振込で入金することをおすすめします。

楽天銀行やその他のインターネットバンキングの手続きをしてを開始するのには時間がかかるので、200円から400円程度の振込手数料がかかってしまいますが、すぐに簡単にできる銀行振込がおすすめです。

時間に余裕がある場合や、最初に銀行振込をしたあとは、楽天銀行を使って楽天証券の口座へ入金するのがおすすめになります。理由は楽天銀行の普通金利が0.1%になるからです。

1. 楽天銀行のマネーブリッジで入金(無料)

楽天証券を申し込んで、楽天銀行を申し込んで、マネーブリッジを申し込むと楽天銀行の自分の口座のお金を即座に楽天証券の口座へ入金することができます。出金する場合も即座に出金することができます。

これに加えて、マネーブリッジをすることで、楽天銀行の普通預金の金利が5倍の年率0.1%になります。大手銀行の普通金利は0.001%です。大手銀行の100倍の金利がもらえます。ネット銀行大手のSBIネット銀行のハイブリット預金でさえ0.02%です。

マネーブリッジを使った楽天銀行の普通金利は超良いので使うことを強くおすすめします。

具体的な入金の仕方は、

楽天証券を申し込み → 続けて楽天銀行の口座開設を申し込む → 楽天銀行の口座開設が完了したらキャッシュカードを申し込む → キャッシュカードが届いたらそれを使って入金する(3万円以上の入金て手数料無料) → 楽天銀行のマネーブリッジを申し込む → ネットで楽天銀行の口座から楽天証券へ入金する(手数料無料で即時反映)

最初の手続きこそ面倒ですが、一度やれば、あとはネットで入出金をするだけなので、とても楽できます。

楽天証券を使う場合は、楽天銀行からの入金がイチオシです。

2. その他のインターネットバンキングで入金(無料)

下記の銀行のインターネットバンキングで手数料無料で入金することができます。

三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、ジャパンネット銀行、セブン銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行

出金も手数料無料で指定した自分の銀行口座へ出金することができます。

3. 銀行振込で入金(振込手数料がかかる)

楽天証券の三井住友銀行または楽天銀行の口座へ銀行振込で入金することができます。

三井住友銀行の口座を持っている場合は、三井住友銀行のキャッシュカードを使って振り込めば振込手数料100円(税込108円)で入金することができます。三井住友銀行以外から振り込む場合、振込手数料は400円くらいかかります。銀行振込は当日、または翌日に反映されます。(楽天銀行の口座からの振込の場合は手数料はかかります)

楽天証券の口座名義と異なる名義の銀行口座からの振込すると、入金ができないので気をつけてください。自分の銀行口座から自分の楽天証券の口座へのみ入金することができます。

おすすめネット証券ランキング

No.1 SBI証券

SBI証券はネッット証券最大手です。株の売買手数料は最安値水準で、投資信託の数も多くお得なポイント還元もあります。夜中でも株の売買ができるPTS市場で取引できたり、米国株の売買手数料も最安値水準です。IPOの取扱い銘柄もネット証券で最多です。株の売買をする場合、とりあえずSBI証券で始めるのが一番です。

公式サイト → SBI証券

SBI証券の評価と他の証券会社との比較、SBI証券の始め方の詳細


No.2 楽天証券

たいていのことはSBI証券を使えばいいのですが、楽天証券に口座を作っておくと楽天銀行の普通預金の利率が0.1%になります。

普通預金の利率は普通0.001%なので100倍です。金利を0.1%にするために、楽天証券の口座を作ることをおすすめします。

楽天証券の評価と他の証券会社との比較、楽天証券の始め方の詳細


No.3 マネックス証券

マネックス証券は50万円以上の株の売買は手数料が高いので、国内株の売買はおすすめではありませんが、NISA口座で外国株を売買する場合に一番おすすめです。

マネックス証券だとNISA口座での外国株の売買手数料が無料になります。

マネックス証券の評価と他の証券会社との比較、マネックス証券の始め方の詳細


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