たわらノーロード先進国株式の特徴と評価、そして月額積立の始め方、2016年9月からの積立の経過をお知らせします。
たわらノーロード先進国株式の特徴
ファンドの公式サイト:たわらノーロード 先進国株式
たわらノーロード先進国株式は信託報酬が外国株式インデックスファンド系で最安値の年率0.243%、資産総額は2016年9月時点で4,594百万円(約46億円)です。
たわらノーロード先進国株式の運用方法は日本を除く主要先進国の株式です。米国株が約62%、その他の主要先進国の株式が38%を占めています。
たわらノーロード先進国株式は2015年12月18日に設定されたかなり新しいファンドです。分配はまだ行っていません。分配は行われない可能性が高いです。(投資信託は分配を行わないほうが税金分だけ投資効率が高くなります)
その他の特徴
ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス
購入手数料:無料 (ノーロード)
信託報酬:0.225% (税込0.243%)
売買単位:最低500円から積立
信託財産留保額:なし
たわらノーロード先進国株式の評価
信託報酬の安い外国株式インデックスファンドは、たわらノーロード先進国株式(信託報酬0.243%、純資産47億円、マザーファンド純資産2427億円)、ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.2592%、純資産300億円、マザーファンド純資産509億円)、三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(信託報酬0.27%、純資産26億円、マザーファンド純資産1740億円/新興国向け10億円)の順になります。
純資産額が大きいファンドのほうが安定している場合もありますが、マザーファンドの規模も重要になってくるので、上記の3つの投資信託の純資産額は特に問題ありません。
たわらノーロード先進国株式の米国株式の割合は62%、ニッセイ外国株式インデックスファンドは66%、三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは54%程度になります。三井住友・DC全海外株式インデックスファンドだけ新興国の株式が1割程度含まれています。
先進国の株式に分散投資したい場合、単純に信託報酬が一番安いたわらノーロード先進国株式でも良いです。ただ、上記の投資信託の信託報酬の差は0.03%程度です。ここまで差が小さいと信託報酬の差だけではあまり意味がないです。ざっくり評価すると下記を参考にしてみてください。
米国重視ならニッセイ外国株式インデックスファンド、米国の比率を少しだけ下げたいならたわらノーロード先進国株式、新興国へも少し分散投資したい場合は三井住友・DC全海外株式インデックスファンドがオススメになります。
たわらノーロード先進国株式の期待利回り
下記はたわらノーロード先進国株式のベンチマークのMSCIコクサイ・インデックスのリターンになります。たわらノーロード先進国株式の期待利回りもベンチマークと同じくらいになります。
2000年 0.1% | 2001年 -2.2% |
2002年 -28.2% | 2003年 20.7% |
2004年 9.9% | 2005年 24.7% |
2006年 23.7% | 2007年 4.2% |
2008年 -52.6% | 2009年 38.2% |
2010年 -2.3% | 2011年 -9.1% |
2012年 32.3% | 2013年 54.6% |
2014年 21.9% | 2015年 -1.5% |
引用データ:myINDEX: MSCI コクサイ・インデックス
134.3%/16年間 = 平均利回り8.39%(年率)
国内債券のここ16年間平均利回りが1.94%です。外国株式インデックスの利回りは年により大幅に変動しますが、ここ16年間の平均利回りは8.39%で、国内債券の約4倍あります。
長期投資で積み立てる場合、外国株式インデックスはかなりの狙い目です。これから2〜3年の場合はどうなるのか未知数ですが、10年単位で毎月積み立てをしていく場合、外国株式インデックスが最も有望な投資先になる気がします。
ということで、このサイトではとりあえず月1万円を積み立てて、年次の利回りがマイナスになった場合はマイナス幅に応じてスポット購入(10万円〜50万円の投下規模)をする感じで運用します。
このサイトではたわらノーロード先進国株式の積立と一緒に、比較用にニッセイ外国株式インデックスファンドも月1万円の積立を行っています。
たわらノーロード先進国株式を積み立てる方法
たわらノーロード先進国株式を積み立てるには証券会社の口座が必要です。
証券会社の口座を開設して、その口座でたわらノーロード先進国株式の積立を申し込むことができます。積立の設定を一度すれば、あとは毎月自動的に積み立ててくれます。
Step1. 証券会社の口座を開設する
まずは証券会社の口座を開設します。基本的にどの証券会社でも良いのですが、SBI証券か楽天証券の口座開設がおすすめです。
SBI証券の場合、投資信託の保有残高の年率0.12%のキャッシュバックをもらうことができますが、たわらノーロード先進国株式の場合はキャッシュバック対象外の投資信託になります。
SBI証券の評価と始め方の詳細
SBI証券の口座開設の仕方、必要な書類と手続きの全て
SBI証券の公式サイト → SBI証券
楽天証券の場合、年間0.048%相当のポイントバックしかもらえませんが、たわらノーロード先進国株式もポイント対象に入っています。
投資信託をする場合、どの証券会社がおすすめかは下記に記載しているので参考にしてみてください。
※たわらノーロード先進国株式も投資信託の一つです
Step2. たわらノーロード先進国株式を積み立てる
証券会社の口座を開設したら、次にその口座でたわらノーロード先進国株式の月額積立を設定します。
このサイトではSBI証券の口座で積み立てを行いますが、基本的にネット証券なら積み立て方法は似たり寄ったりになります。
SBI証券にいってログインします。ログインして上のメニューにある投信をクリックします。(表示は時期により少し変わる可能性があります)
「たわらノーロード先進国株式」で検索します。
「たわらノーロード先進国株式」をクリックすると、たわらノーロード先進国株式の詳細画面が出てきます。
積立の設定をして申し込む
たわらノーロード先進国株式の詳細画面には情報がたくさん載っていますが、毎月自動的に一定額を積み立てたい場合は、「積立買付」をクリックします。
※金額買付と口数買付は自動積立ではなく、1回のみの購入(スポット購入)をするときに選択します。
「積立買付」をクリックすると、目論見書や何やらを確認してください画面に移ります。
目論見書等の確認したら「同意して次へ」をクリックします。
毎月の積立金額や積立日、積み立て金額や日にち、ボーナス時の積み立て増などの設定をすることができます。
今回は積立金額1万円、申込日は14日、ボーナス月設定は設定しないにして、取引パスワードを入力して、「設定画面確認へ」をクリックします。
※申込日は翌日以降を指定します。翌日が休日等の場合は一番最初の平日を指定します。
内容を確認して「設定」をクリックします。
以上で、たわらノーロード先進国株式の毎月1万円の積み立ての申し込みが完了です。
たわらノーロード先進国株式を積み立て始めて、その後
2016年9月14日からSBI証券でたわらノーロード先進国株式を毎月1万円積み立て、その経過をここに追記していきます。
資産運用の実践ポートフォリオの履歴に毎月1回の割合で、たわらノーロード先進国株式の積立状況も更新しているので参考にしてみてください。
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投資信託を積み立てるのにオススメの証券会社
投資信託の保有残高が1000万円以下なら年率0.12%、1000万円超なら0.24%のキャッシュバックがもらえます(信託報酬が低い投資信託は対象外になる場合があります)。月々500円から積立られます。
公式サイト → SBI証券