実はFXで100万円儲かりました

最終更新日 / 作成日 2013/11/25 / 作成者 資産運用の管理人

FXにはかなり否定的な私ですが、実のところFXのトータルの収益はプラスです。

1ドル82円くらいの時に、円を売っていろんな外貨を買いました。ドルやユーロ、豪ドル、ポンド、NZドル等等。レバレッジは3倍弱くらいです。

FXで輸入リスクを下げるために始める

主に海外から商品を購入していて、これから先この円高は続かないだろうと思い、円安になったら商品代金が値上がりするので、ヘッジ目的で外貨を買いまくったのです。ちなみに、エコノミストは、これ以上円高は続かないし、円安基調になってきたとか何とかほざいていました。

少し円安になって、ちょっと黒字になってスワップ金利も良いなと思っていたら、そこから史上最高の円高へ突入してしまいました。スワップ金利なんて、一瞬で吹っ飛びました。

半年もしないうちに1ドル75円くらい。

いくらヘッジ目的で外貨を買っていたとしても、FXに投下した資金がマイナス25%の赤字です。FXをして1年も立たないうちにFX資金の四分の一が吹っ飛びました。レバレッジが3倍弱だった(そのころには4倍越えになってた)にもかかわらずです。こうなると、最悪の事態を考えるのですが、もし1ドル60円を切ったら、FX資金が全部吹っ飛ぶ計算になる。どっかのエコノミストみたいなのが1ドル50円台になる可能性があるとかないとか言っていました。

FX資金は至急必要になる資金でもなく、もし1ドル60円を切る場合は、FXに資産を再注入するしかないと思っていました。

そしてFXの口座を見るのも吐き気がするので、そのまま放置しました。

超円高から、円安に流れが変わって評価益が出始める

それから徐々に円安に傾いていき、1ドル82円くらいになってプラスマイナスゼロになりました。急いで売る必要も無ければ、長い目(数年)で見れば、もう少し円安(1ドル90円くらい)になるかなと思っていました。

1年くらいかけて1ドル75円から1ドル82円まで円安が進んだ後、そこからは足が早かったです。長い目どころか、3ヶ月くらいで円安が急激に進行して1ドル82円が1ドル100円くらいになりました。

で、1ドル100円くらいになって、ま、いっかということで、外貨をほとんど売っぱらって、損益を確定しました。少しだけ外貨が残っていますが、税金関係で来年売却予定になっています。

結果論から言えば、2年かけて投下資金の50%の儲けを得ることが出来ました。
ただし、予想がまったく全然役に立ちませんでした。

円安になると思っていたら、円高に進むし、少しだけ円安になると思っていたら、思いっきり円安になる。

エコノミストや銀行員は全く当てにならない

エコノミストは円高のときにこれから円安になると言って、実際はさらに円高になってたり。パニック(超円高)のときにパニック(超超円高)をあおる始末です。

ちなみにエコノミストではなく、その辺の銀行員(シティバンク)の人が、1ドル100円のときに今は円高だから外貨を勧めてきたことがあります。そのときは特に興味はなかったので話を聞いただけでした。ちなみに、そこから1ドル75円になりました。

予想が全く通じないのが、FX取引です。

超円高や超円安がテレビで取り上げられるようになったときだけ、ちょっぴりFXに手を出してみるのは面白いかもしれません。ただし例外的に超超円高や超超円安がくる場合があるので、一度に大きく賭けるのは、死んでもいい人くらいにしましょう。

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