毎月数万円を低リスクで株式投資する方法は2つあります。インデックス投信とETFです。
インデックス投信とETFの違いの説明は次回にするとして、ここではETF限定で株式投資を始めます。
ETFの比較検討
ETFにはいろいろ種類がありますが、ここでは比較的リスクが低くて1万円程度から投資できるものだけをリストアップします。
ETFの種類と信託報酬と最低購入単価
ETF名 信託報酬等 最低購入単価(2013年11月28日現在)
TOPIX連動型上場投資信託 0.1475% 12,850円(10口)
MAXIS トピックス上場投信 0.1155% 12,890円(10口)
ダイワ 上場投信-日経225 0.1850% 16,020円(1口)
信託報酬等は中抜き手数料みたいなものです。手数料が低ければ低いほど良いです。MAXISが一番信託報酬が低いです。
ETFの分配金
分配金は配当みたいなものです。分配金は多ければ多いほど良い!2013年度はだいたい年率1.5%の分配金をくれる感じです。見た感じ、50歩100歩な感じがしますがMAXISが劣っている感じがします。
分配金
TOPIX連動型上場投資信託(10口)
2013年7月10日 194円
2012年7月10日 151円
2011年7月10日 207円
2010年7月10日 161円
2009年7月10日 188円
2008年7月10日 194.4円
MAXIS トピックス上場投信(10口)
2013年01月07月 151円
2012年01月07月 157円
2011年01月07月 126円
ダイワ 上場投信-日経225(1口)
2013年7月10日 173 円
2012年7月10日 128 円
2011年7月10日 148 円
2010年7月10日 117.6 円
2009年7月10日 242.1 円
2008年7月10日 218.5 円
ETFの売買代金規模
売買代金規模はどれだけ売り買いされているかについてです。売買規模が大きい方が有名で実績があるんだろうと思うのです。MAXISの規模が圧倒的に小さいです。
売買代金規模(2013年10月)
TOPIX連動型上場投資信託
95,613,932,000円
MAXIS トピックス上場投信
3,612,018,000円
ダイワ 上場投信-日経225
47,773,422,000円
どのETFを買うかの結論
TOPIX連動型上場投資信託
規模が大きい、信託報酬そこそこ、購入単価は低め。
MAXIS トピックス上場投信
規模が小さい、信託報酬が少ない、購入単価は低め。
ダイワ 上場投信-日経225
規模はそこそこ、信託報酬が少し高い、購入単価が少し高い
結論:バランス的にも良いし長いものには巻かれろということで、ETFはTOPIX連動型上場投資信託で決定です。
ETFは松井証券で買うべき
購入するETFはTOPIX連動型上場投資信託で決まりとして、次に必要なのは購入場所です。
ETFは証券会社で購入できます。そして売買手数料が一番安いのが松井証券です。加えて、安全な貸株(預株)制度が松井証券にはあります。貸株については次回以降に説明します。
松井証券は月額10万円までだったら売買手数料が無料です。他のネット証券の場合は、安くても100円前後の手数料が必要になります。
毎月買うETFは数万円程度なので、松井証券だと無料で買うことができるのです。(売るときの、月の売買代金が10万円以内なら無料です!)
ということで、問答無用にETFは松井証券で購入です。
続きの記事 → 松井証券の口座開設の仕方