(実証実験)iFree外国株式インデックスの特徴と評価、月額積み立ての始め方とその経過

最終更新日 / 作成日 2016/09/19 / 作成者 資産運用の管理人

iFree外国株式インデックスの特徴と評価、そして月額積立の始め方、2016年9月からの積立の経過をお知らせします。

iFree外国株式インデックスの特徴

ファンドの公式サイト:iFree 外国株式インデックス

iFree外国株式インデックスは信託報酬が外国株式インデックスファンド系で最安の年率0.2268%、資産総額は2016年9月時点で320百万円(約0.32億円)です。2016年9月8日に設定された超新しいファンドです。

設定されてからまだ間もないので純資産はかなり少ないですが マザーファンドの純資産676億円あるので規模的には問題ありません。分配が行われるかどうかはわかりません。(おそらく分配はされないと思います)

始まったばかりのファンドのため実際の運用先の割合はまだよくわかりませんが、ベンチマークがMSCIコクサイ指数になっているので先進国の株式が運用先になり、6割程度は米国株を占めることになります。

その他の特徴
ベンチマーク:MSCI コクサイ指数
購入手数料:無料 (ノーロード)
信託報酬:0.21% (税込0.2268%)
売買単位:最低500円から積立
信託財産留保額:なし

iFree外国株式インデックスの評価

iFree外国株式インデックスは、信託報酬が最安の外国株式インデックスファンドです。どの外国株式インデックスファンドを積み立てるか迷った場合は、とりあえずiFree外国株式インデックスにしておけばいいです。そんな投資信託です。

信託報酬の安い外国株式インデックスファンド信託報酬純資産マザーファンド純資産
iFree外国株式インデックス0.2268%0.32億円676億円
たわらノーロード先進国株式0.243%47億円2427億円
ニッセイ外国株式インデックスファンド0.2592%300億円509億円
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド0.27%26億円1740億円(新興国向け10億円)

外国株式インデックスファンドを選ぶ上で一番重要なのは、信託報酬の安さです。次にマザーファンドの純資産額の大きさ、最後にファンド自体の純資産額の大きさです。

iFree外国株式インデックスはまだ純資産額は少ないですが、マザーファンドは十分な大きさがあって、信託報酬は最安です。何か特別なこだわりがなければ、外国株式インデックスはiFree外国株式インデックスがオススメです。

iFree外国株式インデックスの期待利回り

下記はiFree外国株式インデックスのベンチマークのMSCI コクサイ指数のリターンになります。iFree外国株式インデックスの期待利回りもベンチマークと同じくらいになります。

2000年 0.1%2001年 -2.2%
2002年 -28.2%2003年 20.7%
2004年 9.9%2005年 24.7%
2006年 23.7%2007年 4.2%
2008年 -52.6%2009年 38.2%
2010年 -2.3%2011年 -9.1%
2012年 32.3%2013年 54.6%
2014年 21.9%2015年 -1.5%

引用データ:myINDEX: MSCI コクサイ・インデックス

134.3%/16年間 = 平均利回り8.39%(年率)

国内債券のここ16年間平均利回りが1.94%、外国株式インデックスは8.39%です。外国株式インデックスは国内債券の約4倍のパフォーマンスになっています。

国内債券は利回りのブレも少ないですが、期待出来る平均利回りも低いです。短期的に安全に投資する場合は下振れリスクの少ない国内債券への投資もありmです。

外国株式インデックスは短期的に見るとブレ幅が大きいので短期的に見るとリスクは高いですが、長期投資で積み立てる場合、平均利回りが8%近くにもなります。

長期投資で積み立てる場合、外国株式インデックスはかなりオススメの投資先になります。

ということで、このサイトでは信託報酬の一番安いiFree外国株式インデックスを月1万円ずつ積み立てています。年次の利回りがマイナスになった場合はマイナス幅に応じてスポット購入(10万円〜50万円の投下規模)をする感じで運用します。

iFree外国株式インデックスの他にも、信託報酬の安い外国株式インデックスを多数積み立てています。

積立中の外国株式インデックスファンド
・iFree外国株式インデックス 月1万円 適時スポット購入あり
たわらノーロード先進国株式 月1万円 適時スポット購入あり
ニッセイ外国株式インデックスファンド 月1万円 適時スポット購入あり
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド 月1万円 スポット購入なし

iFree外国株式インデックスを積み立てる方法

iFree外国株式インデックスを積み立てるには証券会社の口座が必要です。

証券会社の口座を開設して、その口座でiFree外国株式インデックスの積立を申し込むことができます。積立の設定を一度すれば、あとは毎月自動的に積み立ててくれます。

Step1. 証券会社の口座を開設する

まずは証券会社の口座を開設します。基本的にどの証券会社でも良いのですが、SBI証券か楽天証券の口座開設がおすすめです。

SBI証券の場合、投資信託の保有残高の年率0.12%のキャッシュバックをもらうことができますが、iFree外国株式インデックスの場合はキャッシュバック対象外の投資信託になります。

SBI証券の評価と始め方の詳細
SBI証券の口座開設の仕方、必要な書類と手続きの全て

SBI証券の公式サイト → SBI証券

楽天証券の場合、年間0.048%相当のポイントバックしかもらえませんが、iFree外国株式インデックスもポイント対象に入っています。

投資信託をする場合、どの証券会社がおすすめかは下記に記載しているので参考にしてみてください。

投資信託の選び方とおすすめの証券会社

※iFree外国株式インデックスも投資信託の一つです

Step2. iFree外国株式インデックスを積み立てる

証券会社の口座を開設したら、次にその口座でiFree外国株式インデックスの月額積立を設定します。

このサイトではSBI証券の口座で積み立てを行いますが、基本的にネット証券なら積み立て方法は似たり寄ったりになります。

SBI証券にいってログインします。ログインして上のメニューにある投信をクリックします。(表示は時期により少し変わる可能性があります)

SBI証券 投信トップページ

「iFree外国株式インデックス」で検索します。

SBI証券のiFree外国株式インデックスの検索結果画面

「iFree外国株式インデックス」をクリックすると、iFree外国株式インデックスの詳細画面が出てきます。

積立の設定をして申し込む

SBI証券のiFree外国株式インデックスの詳細

iFree外国株式インデックスの詳細画面には情報がたくさん載っていますが、毎月自動的に一定額を積み立てたい場合は、「積立買付」をクリックします。

※金額買付と口数買付は自動積立ではなく、1回のみの購入(スポット購入)をするときに選択します。

「積立買付」をクリックすると、目論見書や何やらを確認してください画面に移ります。

iFree外国株式インデックスの目論見書

目論見書等の確認したら「同意して次へ」をクリックします。

毎月の積立金額や積立日、積み立て金額や日にち、ボーナス時の積み立て増などの設定をすることができます。

iFree外国株式インデックスの積立設定1

今回は積立金額1万円、申込日は14日、ボーナス月設定は設定しないにして、取引パスワードを入力して、「設定画面確認へ」をクリックします。

※申込日は翌日以降を指定します。翌日が休日等の場合は一番最初の平日を指定します。

iFree外国株式インデックスの積立設定2

内容を確認して「設定」をクリックします。

iFree外国株式インデックスの積立設定3

以上で、iFree外国株式インデックスの毎月1万円の積み立ての申し込みが完了です。

金額買付の仕方

たわらノーロード先進国株式、ニッセイ外国株式インデックスファンド、三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの月額積立は2016年9月14日から自動積立になったのですが、iFree外国株式インデックスは1ヶ月遅れて2016年10月14日から自動積立になってしまいました。

他の信託報酬がローコストの外国株式インデックスと比較用に合わせるために、iFree外国株式インデックスの9月分はスポット購入(1回のみに金額指定買付)をすることにしました。

いつもの積立買付の代わりに、金額買付をクリックします。

iFree外国株式インデックスの積立設定4

積立買付の場合500円から買付できますが、金額買付の場合は1万円からの買付になります。今回は購入金額を10000円にして、分配金受取方式は再分配にして、「注文確認画面へ」をクリックします。

iFree外国株式インデックスの積立設定5

注文発注をクリックして、金額買付は完了です。

iFree外国株式インデックスを積み立て始めて、その後

iFree外国株式インデックスは、2016年9月15日にSBI証券で1万円分を金額買付して、2016年10月14日からは毎月1万円の自動積立をしています。経過をここに不定期に追記していきます。

資産運用の実践ポートフォリオの履歴に毎月1回の割合で、iFree外国株式インデックスの積立状況も更新しているので参考にしてみてください。

投資信託関連の記事

積立中の外国株式インデックス
積立中の国内債券インデックス

投資信託を積み立てるのにオススメの証券会社

参考:投資信託の選び方とおすすめの証券会社

No.1 SBI証券

SBI証券はネッット証券最大手です。投資信託の取扱い本数はネット証券で最多です。

投資信託の保有残高が1000万円以下なら年率0.12%、1000万円超なら0.24%のキャッシュバックがもらえます(信託報酬が低い投資信託は対象外になる場合があります)。月々500円から積立られます。

公式サイト → SBI証券

SBI証券の評価と他の証券会社との比較、SBI証券の始め方の詳細


No.2 楽天証券

楽天証券でも投資信託を扱っています。投資信託の保有残高により年率0.048%相当の楽天ポイントがもらえます。ポイント還元率は悪いですが、SBI証券やカブドットコム証券のようにキャッシュバック対象外の投資信託というのがありません。月々1000円から積立られます。

楽天証券の評価と他の証券会社との比較、楽天証券の始め方の詳細


No.3 カブドットコム証券

カブドットコム証券は投資信託の保有残高が3000万円未満なら年率0.12%相当、3000万円以上なら年率0.24%相当のポイントがもらえます(信託報酬が低い投資信託は対象外になる場合があります)。月々500円から積立られます。

カブドットコム証券の評価と他の証券会社との比較、カブドットコム証券の始め方の詳細


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