ニッセイ日経225インデックスファンドの特徴と評価、そして月額積立の始め方、2016年9月からの積立の経過をお知らせします。
ニッセイ日経225インデックスファンドの特徴
ファンドの公式サイト:ニッセイ日経225インデックスファンド
ニッセイ日経225インデックスファンドは、日経平均に連動する投資信託です。日経平均が上がれば同じ割合で上がって、下がれば同じ割合で下がります。日経225平均に連動する投資信託の中でも最も人気があり信託報酬も税込0.27%で安めです。
設定日は2004年1月28日、純資産は1080億円(2016年10月時点)、分配は行っていません。
その他の特徴
ベンチマーク:日経225
購入手数料:無料 (ノーロード)
信託報酬:0.25%(税込0.27%)
売買単位:最低500円から積立
信託財産留保額:なし
ニッセイ日経225インデックスファンドの評価
投資信託の中でもニッセイ日経225インデックスファンドは人気上位の投資信託です。人気の理由は、身近な日経平均に連動する投資信託で、信託報酬も安めだからです。
信託報酬が税込0.27%のニッセイ日経225インデックスファンドよりも安い信託報酬の日経225に連動した投資信託、日経225インデックスe(信託報酬、税込0.2052%)、たわらノーロード日経225(信託報酬、税込0.2106%)、iFree日経225インデックス(信託報酬、税込0.2052%)などがあります。
ただし、SBI証券の投信マイレージでキャッシュバックがもらえるのはニッセイ日経225インデックスファンドだけです。投信マイレージで、投信残高が1000万円以下なら年0.12%、1000万円超なら0.24%のキャッシュバックを受けられます。
投信残高が1000万円以下すれば、SBI証券でニッセイ日経225インデックスファンドを積み立てれば、税込0.27%-0.12%=実質税込0.15%の信託報酬になり、最安です。
日経225連動インデックスファンド vs. アクティブファンドのひふみプラス
長期的に日本株に投資する場合、日本株を全体的に投資する日経225連動インデックスファンドよりもアクティブファンドのひふみプラスの方が無難な投資先です。
日本は少子高齢化で落ち目です。そんな中で日本の上場企業に平均的に投資する日本株のインデックスファンドは長期的に見て分が悪いです。
ひふみプラスなら日本の割安株中心に投資するので、たとえ日本全体が長期的に落ち目でも、日本の中にはまだまだ割安の良い企業があることから、割安株に注力すれば長期的に見ても勝ち目が出てきます。
日経225インデックスやTOPIXインデックスの投資信託またはETFよりも、ひふみプラスがおすすめです。
ニッセイ日経225インデックスファンドの期待利回り
ひふみプラス vs. TOPIX vs. 日経225の利回りの比較
直近1年間 | 直近3年間 | 直近5年間 | |
ひふみプラス | +7.21% | +53.86% | +164.49% |
TOPIX | -5.64% | +15.28% | +96.16% |
日経225 | -5.37% | +16.70% | +107.64% |
2016年9月下旬の時点でのパフォーマンス。ひふみプラスの直近5年間はひふみ投信のデータを引用。TOPIXと日経225はeMAXISの投信から。分配金考慮済み。多少の誤差はありますが、気にするほどでもないです。
例えば、3年前に1万円を積み立てた場合、ひふみプラスなら1万5386円になって、TOPIXなら1万1528円、日経225なら1万1670円になります。
TOPIXや日経225連動型の投資信託やETFを買うくらいなら、ひふみプラスを選んだ方が良いです。将来にわたってもひふみプラスの方がパフォーマンスが良くなるかは断定できませんが、少なくともひふみプラスの方がまともな判断をしてくれそうです。
このサイトでは、ひふみプラスを月5000円ずつ、ニッセイ日経225インデックスファンドは月1000円ずつ、実験用に2016年9月末から積み立てています。
もし評価損が拡大した場合はマイナス幅に応じて1万円から3万円程度の規模のスポット購入をしながら、これからずーと月額積み立てを行います。
ニッセイ日経225インデックスファンドを積み立てる方法
ニッセイ日経225インデックスファンドを積み立てるには証券会社の口座が必要です。
証券会社の口座を開設して、その口座でニッセイ日経225インデックスファンドの積立を申し込むことができます。積立の設定を一度すれば、あとは毎月自動的に積み立ててくれます。
Step1. 証券会社の口座を開設する
まずは証券会社の口座を開設します。ニッセイ日経225インデックスファンドの場合はSBI証券が一番オススメです。
SBI証券の場合、投資信託の保有残高の年率0.12%のキャッシュバックをもらうことができますが、投資信託の合計の保有額が1000万円を超えれば年率0.24%のキャッシュバックになります。
SBI証券の評価と始め方の詳細
SBI証券の口座開設の仕方、必要な書類と手続きの全て
SBI証券の公式サイト → SBI証券
SBI証券の他にも楽天証券やマネックス証券も投資信託の保有残高に応じてポイントバックを行っていますが、利率がSBI証券と比べて半分以下です。カブドットコム証券のポイントバック率はSBI証券と同じですが、よくよく確認するとSBI証券よりも条件がだいぶ悪いので、ひふみプラスはSBI証券で行うのが一番お得です。
投資信託をする場合、どの証券会社がおすすめかは下記に記載しているので参考にしてみてください。
Step2. ニッセイ日経225インデックスファンドを積み立てる
証券会社の口座を開設したら、次にその口座でニッセイ日経225インデックスファンドの月額積立を設定します。
このサイトではSBI証券の口座で積み立てを行いますが、基本的にネット証券なら積み立て方法は似たり寄ったりです。
SBI証券にいってログインします。ログインして上のメニューにある投信をクリックします。(表示は時期により少し変わる可能性があります)
「ニッセイ日経225」で検索します。
「ニッセイ日経225インデックスファンド」をクリックすると、ニッセイ日経225インデックスファンドの詳細画面が出てきます。
積立の設定をして申し込む
ニッセイ日経225インデックスファンドの詳細画面には情報がたくさん載っていますが、毎月自動的に一定額を積み立てたい場合は、「積立買付」をクリックします。
※金額買付と口数買付は自動積立ではなく、1回のみの購入(スポット購入)をするときに選択します。
「積立買付」をクリックすると、目論見書や何やらを確認してください画面に移ります。
目論見書等の確認したら「同意して次へ」をクリックします。
毎月の積立金額や積立日、積み立て金額や日にち、ボーナス時の積み立て増などの設定をすることができます。
今回は積立金額1000円、申込日は月末、ボーナス月設定は設定しないにして、取引パスワードを入力して、「設定画面確認へ」をクリックします。
※申込日は月末である必要はありませんが、翌日以降を指定します。翌日が休日等の場合は一番最初の平日を指定します。
内容を確認して「設定」をクリックします。
以上で、ニッセイ日経225インデックスファンドの毎月1000円の積み立ての申し込みが完了です。
ニッセイ日経225インデックスファンドを積み立て始めて、その後
ニッセイ日経225インデックスファンドは、2016年9月末から毎月1000円の自動積立をしています。経過をここに不定期に追記していきます。
資産運用の実践ポートフォリオの履歴に毎月1回の割合で、ニッセイ日経225インデックスファンドの積立状況も更新しているので参考にしてみてください。
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投資信託を積み立てるのにオススメの証券会社
投資信託の保有残高が1000万円以下なら年率0.12%、1000万円超なら0.24%のキャッシュバックがもらえます(信託報酬が低い一部の投資信託は対象外になる場合があります)。月々500円から積立られます。
公式サイト → SBI証券
公式サイト → 楽天証券