(実証実験)ニッセイ外国株式インデックスファンドの特徴と評価、月額積み立ての始め方とその経過

最終更新日 / 作成日 2016/09/14 / 作成者 資産運用の管理人

ニッセイ外国株式インデックスファンドの特徴と評価、そして月額積立の始め方、2016年9月からの積立の経過をお知らせします。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの特徴

ファンドの公式サイト:<購入・換金手数料なし> ニッセイ外国株式インデックスファンド

ニッセイ外国株式インデックスファンドは信託報酬が外国株式インデックスファンド系で最安値水準の年率0.2592%、資産総額は2016年9月時点で29,940百万円(約300億円)です。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの運用方法は日本を除く主要先進国の株式です。米国株が約66%、その他の主要先進国の株式が34%を占めています。

ニッセイ外国株式インデックスファンドは2013年12月10日に設定されたファンドで、分配は行っていません。

その他の特徴
ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス
購入手数料:無料 (ノーロード)
信託報酬:0.24% (税込0.2592%)
売買単位:最低500円から積立
信託財産留保額:なし

ニッセイ外国株式インデックスファンドの評価

信託報酬の安い外国株式インデックスファンドは、ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.2592%、純資産300億円)、たわらノーロード先進国株式(信託報酬0.243%、純資産47億円)、三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(信託報酬0.27%、純資産26億円)があります。

ニッセイ外国株式インデックスファンドとたわらノーロード先進国株式は同じベンチマーク(MSCIコクサイ・インデックス)を目標にしている米国株重視(割合6割程度)のインデックスファンドです。

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドも米国株重視ですが、新興国の株式が全体の1割程度に含まれています。

純資産額はニッセイ外国株式インデックスファンドが一番大きく、信託報酬も他の2つとさほど変わらないので、外国株式インデックスファンドは基本的にニッセイ外国株式インデックスファンドを選ぶのが最も無難な選択肢です。

米国株の割合を減らしたい場合は、たわらノーロード先進国株式もオススメです。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの期待利回り

下記はニッセイ外国株式インデックスファンドのベンチマークのMSCIコクサイ・インデックスのリターンになります。ニッセイ外国株式インデックスファンドの期待利回りもベンチマークと同じくらいになります。

2000年 0.1%2001年 -2.2%
2002年 -28.2%2003年 20.7%
2004年 9.9%2005年 24.7%
2006年 23.7%2007年 4.2%
2008年 -52.6%2009年 38.2%
2010年 -2.3%2011年 -9.1%
2012年 32.3%2013年 54.6%
2014年 21.9%2015年 -1.5%

引用データ:myINDEX: MSCI コクサイ・インデックス

134.3%/16年間 = 平均利回り8.39%(年率)

国内債券のここ16年間平均利回りが1.94%です。外国株式インデックスの利回りは年により大幅に変動しますが、ここ16年間の平均利回りは8.39%で、国内債券の約4倍あります。

長期投資で積み立てる場合、外国株式インデックスはかなりの狙い目です。これから2〜3年の場合はどうなるのか未知数ですが、10年単位で毎月積み立てをしていく場合、外国株式インデックスが最も有望な投資先になる気がします。

ということで、このサイトではとりあえず月1万円を積み立てて、年次の利回りがマイナスになった場合はマイナス幅に応じてスポット購入(10万円〜50万円の投下規模)をする感じで運用します。

ニッセイ外国株式インデックスファンドを積み立てる方法

ニッセイ外国株式インデックスファンドを積み立てるには証券会社の口座が必要です。

証券会社の口座を開設して、その口座でニッセイ外国株式インデックスファンドの積立を申し込むことができます。積立の設定を一度すれば、あとは毎月自動的に積み立ててくれます。

Step1. 証券会社の口座を開設する

まずは証券会社の口座を開設します。基本的にどの証券会社でも良いのですが、SBI証券か楽天証券の口座開設がおすすめです。

SBI証券の場合、投資信託の保有残高の年率0.12%のキャッシュバックをもらうことができますが、ニッセイ外国株式インデックスファンドの場合はキャッシュバック対象外の投資信託になります。

SBI証券の評価と始め方の詳細
SBI証券の口座開設の仕方、必要な書類と手続きの全て

SBI証券の公式サイト → SBI証券

楽天証券の場合、年間0.048%相当のポイントバックしかもらえませんが、ニッセイ外国株式インデックスファンドもポイント対象に入っています。

投資信託をする場合、どの証券会社がおすすめかは下記に記載しているので参考にしてみてください。

投資信託の選び方とおすすめの証券会社

※ニッセイ外国株式インデックスファンドも投資信託の一つです

Step2. ニッセイ外国株式インデックスファンドを積み立てる

証券会社の口座を開設したら、次にその口座でニッセイ外国株式インデックスファンドの月額積立を設定します。

このサイトではSBI証券の口座で積み立てを行いますが、基本的にネット証券なら積み立て方法は似たり寄ったりになります。

SBI証券にいってログインします。ログインして上のメニューにある投信をクリックします。(表示は時期により少し変わる可能性があります)

SBI証券 投信トップページ

「ニッセイ外国株式インデックスファンド」で検索します。

SBI証券のニッセイ外国株式インデックスファンドの検索結果画面

「ニッセイ外国株式インデックスファンド」をクリックすると、ニッセイ外国株式インデックスファンドの詳細画面が出てきます。

積立の設定をして申し込む

SBI証券のニッセイ外国株式インデックスファンドの詳細

ニッセイ外国株式インデックスファンドの詳細画面には情報がたくさん載っていますが、毎月自動的に一定額を積み立てたい場合は、「積立買付」をクリックします。

※金額買付と口数買付は自動積立ではなく、1回のみの購入(スポット購入)をするときに選択します。

「積立買付」をクリックすると、目論見書や何やらを確認してください画面に移ります。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの目論見書

目論見書等の確認したら「同意して次へ」をクリックします。

毎月の積立金額や積立日、積み立て金額や日にち、ボーナス時の積み立て増などの設定をすることができます。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの積立設定1

今回は積立金額1万円、申込日は14日、ボーナス月設定は設定しないにして、取引パスワードを入力して、「設定画面確認へ」をクリックします。

※申込日は翌日以降を指定します。翌日が休日等の場合は一番最初の平日を指定します。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの積立設定2

内容を確認して「設定」をクリックします。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの積立設定3

以上で、ニッセイ外国株式インデックスファンドの毎月1万円の積み立ての申し込みが完了です。

ニッセイ外国株式インデックスファンドを積み立て始めて、その後

2016年9月14日からSBI証券でニッセイ外国株式インデックスファンドを毎月1万円積み立て、その経過をここに追記していきます。

資産運用の実践ポートフォリオの履歴には毎月1回の割合でニッセイ外国株式インデックスファンドの積立状況も更新しているので参考にしてみてください。

投資信託関連の記事

投資信託を積み立てるのにオススメの証券会社

参考:投資信託の選び方とおすすめの証券会社

No.1 SBI証券

SBI証券はネッット証券最大手です。投資信託の取扱い本数はネット証券で最多です。

投資信託の保有残高が1000万円以下なら年率0.12%、1000万円超なら0.24%のキャッシュバックがもらえます(信託報酬が低い投資信託は対象外になる場合があります)。月々500円から積立られます。

公式サイト → SBI証券

SBI証券の評価と他の証券会社との比較、SBI証券の始め方の詳細


No.2 楽天証券

楽天証券でも投資信託を扱っています。投資信託の保有残高により年率0.048%相当の楽天ポイントがもらえます。ポイント還元率は悪いですが、SBI証券やカブドットコム証券のようにキャッシュバック対象外の投資信託というのがありません。月々1000円から積立られます。

楽天証券の評価と他の証券会社との比較、楽天証券の始め方の詳細


No.3 カブドットコム証券

カブドットコム証券は投資信託の保有残高が3000万円未満なら年率0.12%相当、3000万円以上なら年率0.24%相当のポイントがもらえます(信託報酬が低い投資信託は対象外になる場合があります)。月々500円から積立られます。

カブドットコム証券の評価と他の証券会社との比較、カブドットコム証券の始め方の詳細


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