ニッセイ外国株式インデックスファンドの特徴と評価、そして月額積立の始め方、2016年9月からの積立の経過をお知らせします。
ニッセイ外国株式インデックスファンドの特徴
ファンドの公式サイト:<購入・換金手数料なし> ニッセイ外国株式インデックスファンド
ニッセイ外国株式インデックスファンドは信託報酬が外国株式インデックスファンド系で最安値水準の年率0.2592%、資産総額は2016年9月時点で29,940百万円(約300億円)です。
ニッセイ外国株式インデックスファンドの運用方法は日本を除く主要先進国の株式です。米国株が約66%、その他の主要先進国の株式が34%を占めています。
ニッセイ外国株式インデックスファンドは2013年12月10日に設定されたファンドで、分配は行っていません。
その他の特徴
ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス
購入手数料:無料 (ノーロード)
信託報酬:0.24% (税込0.2592%)
売買単位:最低500円から積立
信託財産留保額:なし
ニッセイ外国株式インデックスファンドの評価
信託報酬の安い外国株式インデックスファンドは、ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.2592%、純資産300億円)、たわらノーロード先進国株式(信託報酬0.243%、純資産47億円)、三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(信託報酬0.27%、純資産26億円)があります。
ニッセイ外国株式インデックスファンドとたわらノーロード先進国株式は同じベンチマーク(MSCIコクサイ・インデックス)を目標にしている米国株重視(割合6割程度)のインデックスファンドです。
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドも米国株重視ですが、新興国の株式が全体の1割程度に含まれています。
純資産額はニッセイ外国株式インデックスファンドが一番大きく、信託報酬も他の2つとさほど変わらないので、外国株式インデックスファンドは基本的にニッセイ外国株式インデックスファンドを選ぶのが最も無難な選択肢です。
米国株の割合を減らしたい場合は、たわらノーロード先進国株式もオススメです。
ニッセイ外国株式インデックスファンドの期待利回り
下記はニッセイ外国株式インデックスファンドのベンチマークのMSCIコクサイ・インデックスのリターンになります。ニッセイ外国株式インデックスファンドの期待利回りもベンチマークと同じくらいになります。
2000年 0.1% | 2001年 -2.2% |
2002年 -28.2% | 2003年 20.7% |
2004年 9.9% | 2005年 24.7% |
2006年 23.7% | 2007年 4.2% |
2008年 -52.6% | 2009年 38.2% |
2010年 -2.3% | 2011年 -9.1% |
2012年 32.3% | 2013年 54.6% |
2014年 21.9% | 2015年 -1.5% |
引用データ:myINDEX: MSCI コクサイ・インデックス
134.3%/16年間 = 平均利回り8.39%(年率)
国内債券のここ16年間平均利回りが1.94%です。外国株式インデックスの利回りは年により大幅に変動しますが、ここ16年間の平均利回りは8.39%で、国内債券の約4倍あります。
長期投資で積み立てる場合、外国株式インデックスはかなりの狙い目です。これから2〜3年の場合はどうなるのか未知数ですが、10年単位で毎月積み立てをしていく場合、外国株式インデックスが最も有望な投資先になる気がします。
ということで、このサイトではとりあえず月1万円を積み立てて、年次の利回りがマイナスになった場合はマイナス幅に応じてスポット購入(10万円〜50万円の投下規模)をする感じで運用します。
ニッセイ外国株式インデックスファンドを積み立てる方法
ニッセイ外国株式インデックスファンドを積み立てるには証券会社の口座が必要です。
証券会社の口座を開設して、その口座でニッセイ外国株式インデックスファンドの積立を申し込むことができます。積立の設定を一度すれば、あとは毎月自動的に積み立ててくれます。
Step1. 証券会社の口座を開設する
まずは証券会社の口座を開設します。基本的にどの証券会社でも良いのですが、SBI証券か楽天証券の口座開設がおすすめです。
SBI証券の場合、投資信託の保有残高の年率0.12%のキャッシュバックをもらうことができますが、ニッセイ外国株式インデックスファンドの場合はキャッシュバック対象外の投資信託になります。
SBI証券の評価と始め方の詳細
SBI証券の口座開設の仕方、必要な書類と手続きの全て
SBI証券の公式サイト → SBI証券
楽天証券の場合、年間0.048%相当のポイントバックしかもらえませんが、ニッセイ外国株式インデックスファンドもポイント対象に入っています。
投資信託をする場合、どの証券会社がおすすめかは下記に記載しているので参考にしてみてください。
※ニッセイ外国株式インデックスファンドも投資信託の一つです
Step2. ニッセイ外国株式インデックスファンドを積み立てる
証券会社の口座を開設したら、次にその口座でニッセイ外国株式インデックスファンドの月額積立を設定します。
このサイトではSBI証券の口座で積み立てを行いますが、基本的にネット証券なら積み立て方法は似たり寄ったりになります。
SBI証券にいってログインします。ログインして上のメニューにある投信をクリックします。(表示は時期により少し変わる可能性があります)
「ニッセイ外国株式インデックスファンド」で検索します。
「ニッセイ外国株式インデックスファンド」をクリックすると、ニッセイ外国株式インデックスファンドの詳細画面が出てきます。
積立の設定をして申し込む
ニッセイ外国株式インデックスファンドの詳細画面には情報がたくさん載っていますが、毎月自動的に一定額を積み立てたい場合は、「積立買付」をクリックします。
※金額買付と口数買付は自動積立ではなく、1回のみの購入(スポット購入)をするときに選択します。
「積立買付」をクリックすると、目論見書や何やらを確認してください画面に移ります。
目論見書等の確認したら「同意して次へ」をクリックします。
毎月の積立金額や積立日、積み立て金額や日にち、ボーナス時の積み立て増などの設定をすることができます。
今回は積立金額1万円、申込日は14日、ボーナス月設定は設定しないにして、取引パスワードを入力して、「設定画面確認へ」をクリックします。
※申込日は翌日以降を指定します。翌日が休日等の場合は一番最初の平日を指定します。
内容を確認して「設定」をクリックします。
以上で、ニッセイ外国株式インデックスファンドの毎月1万円の積み立ての申し込みが完了です。
ニッセイ外国株式インデックスファンドを積み立て始めて、その後
2016年9月14日からSBI証券でニッセイ外国株式インデックスファンドを毎月1万円積み立て、その経過をここに追記していきます。
資産運用の実践ポートフォリオの履歴には毎月1回の割合でニッセイ外国株式インデックスファンドの積立状況も更新しているので参考にしてみてください。
投資信託関連の記事
- 貯金より利回りが良い国内債券のすすめ
- (実証実験)三菱UFJ国内債券インデックスファンドの月額積み立ての始め方
- (実証実験)SMT国内債券インデックス・オープンへの月額積み立ての始め方
- 積立状況の途中比較とその後、三菱UFJ国内債券インデックスファンドとSMT国内債券インデックス・オープン
- (実証実験)ニッセイ国内債券インデックスファンドの特徴と評価、月額積み立ての始め方とその経過
- (実証実験)たわらノーロード 国内債券の特徴と評価、月額積み立ての始め方とその経過
- (実証実験)三井住友・日本債券インデックスファンドの特徴と評価、月額積み立ての始め方とその経過
投資信託を積み立てるのにオススメの証券会社
投資信託の保有残高が1000万円以下なら年率0.12%、1000万円超なら0.24%のキャッシュバックがもらえます(信託報酬が低い投資信託は対象外になる場合があります)。月々500円から積立られます。
公式サイト → SBI証券