SBI証券で投資信託を積み立てると、投信マイレージというサービスで、投資信託の保有残高が1000万円以下なら年率0.12%のキャッシュバック、1000万円超なら年率0.24%のキャッシュバックをもらうことができます。
ただし、キャッシュバックをもらうには一定額以上のSBIポイントを貯める必要があり、SBIポイントには有効期限があるので、キャッシュバックを受けるには少なくとも投資信託の保有残高が500万円必要になります。
投資信託の保有残高が500万円もない場合は、キャッシュバック額が少なくなり、年率0.085%相当のキャッシュバックになります。ただし、500万円もない場合は、年率0.1%相当でTポイントやSuica、nanacoに交換することができるので、キャッシュバックよりもポイント交換がオススメになります。
ここでは、SBI証券で投資信託をするともらえるポイントについて詳細に解説します。
公式サイト → SBI証券
SBI証券の評価と他の証券会社との比較、SBI証券の始め方の詳細
SBI証券で投資信託をするともらえるSBIポイントと有効期限
SBI証券で投資信託を積み立てると、投信マイレージというサービスで、投資信託の保有残高が1000万円以下なら年率0.1%のSBIポイント、1000万円超なら年率0.2%のSBIポイントがもらえます。
SBIポイントを10,000ポイント貯めて、住信SBIネット銀行の口座を開設して、SBIカードを申し込んでおくと、10,000ポイントを12,000円にして住信SBIネット銀行の口座に振り込むことができます。
つまり、保有残高が1000万円以下なら年率0.12%のキャッシュバック、1000万円超なら年率0.24%のキャッシュバックをもらうことができます。
ただし、SBIポイントには有効期限があるので、有効期限内にSBIポイントを10,000ポイント貯めるには少なくとも投資信託の保有残高が500万円必要になります。
SBIポイントの有効期限は最短2年、最長3年
獲得したSBIポイントは、年ごとに2年間繰り越され、4年目に1年目のポイントは有効期限切れで無効になります。
つまり、例えばSBIポイントの獲得期間が2016年1月25日から2017年1月24日の場合、有効期限は2019年1月31日になります。獲得期間が2017年1月25日から2018年1月24日の場合、有効期限は2020年1月31日です。
計算が難しくなるので、SBIポイントの有効期限が2年間と仮定すると、2年間で10,000ポイント貯めるには、保有残高が最低500万円必要です。
保有残高500万円 × 0.1% × 2年間 = 10,000ポイント
保有残高500万円未満になると、有効期限のため2年間で10,000ポイント貯めることができないので、通常の年率0.1%のポイント交換や年率0.85%のキャッシュバックになります。
■ポイントを有効に使うには最低25万円の積立が必要
SBIポイントには最短2年、最長3年の有効期限があるのに加えて、SBIポイントは少なくとも500ポイント貯めないと使えません。
有効期限を2年間として計算してみると少なくとも投資信託の積立額が25万円ないとポイントを有効に使うことができません。
保有残高25万円 × 0.1% × 2年間 = 500ポイント
■株の売買でもSBIポイントがもらえる
SBIポイントは投資信託の積立以外にも、株の売買でもことができます。国内株式手数料マイレージで、国内株式の売買手数料の1.1%相当のポイントがもらえます。
例えば100万円の株を買うのに必要な売買手数料は525円です。525円×1.1%=6ポイント(端数は切り上げ)のSBIポイントがもらえます。
投資信託を積み立てて、株を売買していれば2年間で500ポイントくらいは貯まりそうです。
■このサイトのSBIポイントの獲得状況
2013年末からSBI証券で月4000円の国内債券の積立を始めて、その積立でSBIポイントを少しですが獲得しています。
(国内株式手数料マイレージは株の売買でもらえるSBIポイントです)
12,000円ごとに月1ポイントのSBIポイントをもらえていました。
月4000円の積立なので、3ヶ月に1度、もらえるポイントが1ポイントずつ増加しています。ただし、当分の間は、有効期限が過ぎてポイント消失の憂き目にあいます・・・。SBIポイントサイトを見てみると、最低500ポイントでSBIポイントを等価交換でTポイントやSuica、nanacoに交換したり、ポイント×85%で現金交換ができます。
2013年12月から月額4000円の積立をした場合のSBIポイント
2014年 1pt1pt1pt2pt2pt2pt3pt3pt3pt 合計15ポイント
2015年 4pt4pt4pt5pt5pt5pt6pt6pt6pt7pt7pt7pt 合計66ポイント
2016年 合計114ポイント
以下、毎年48ポイントづつもらえるポイントが増加
2016年後半から株の売買はSBI証券でメインに行うことにしたので、国内株式手数料マイレージでもSBIポイントが増えるので、2014年に獲得したSBIポイントは有効期限切れになりそうですが、2015年以降のSBIポイントは有効期限内に500ポイント貯まった、ポイント交換で有効に使えそうです。
SBI証券の投信マイレージが0.05%の投資信託
SBI証券で投資信託を積み立てると投信マイレージで年率最大0.24%のキャッシュバックをもらうことができますが、一部の投資信託は0.05%になります。
ポイント付与率は月間平均保有金額に関わらず0.05%の投資信託
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)、国内株式インデックス、先進国株式インデックス、先進国債券インデックス、国内債券インデックス
・One-たわらノーロード バランス(8資産均等型)、NYダウ、TOPIX、日経225、先進国株式、国内債券、先進国債券、先進国株式<為替ヘッジあり>、先進国債券<為替ヘッジあり>
・SBI-EXE-i 先進国株式ファンド、新興国株式ファンド、先進国債券ファンド、グローバル中小型株式ファンド、グローバルREITファンド
・SBIボンド-SBI-PIMCOジャパン・ベターインカム・ファンド
・ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド、ニッセイTOPIXインデックスファンド、ニッセイJPX日経400インデックスファンド、ニッセイ外国株式インデックスファンド、ニッセイ国内債券インデックスファンド、ニッセイ外国債券インデックスファンド、ニッセイJリートインデックスファンド、ニッセイグローバルリートインデックスファンド
・三井住友-三井住友・DC日本株式インデックスファンドS、DC全海外株式インデックスファンド、日本債券インデックスファンド、DC外国債券インデックスファンド、DC日本リートインデックスファンド、DC年金バランス30(債券重点型)、DC年金バランス50(標準型)、DC年金バランス70(株式重点型)、DC年金バランスゼロ(債券型)
・三井住友TAM-日経225インデックスe
・大和-iFree 8資産バランス、日経225インデックス、TOPIXインデックス、JPX日経400インデックス、外国株式インデックス、NYダウ・インデックス、日本債券インデックス、外国債券インデックス、新興国債券インデックス
・大和住銀-ひとくふう日本株式ファンド、ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)
・明治安田-ノーロード明治安田日本株式アクティブ、ノーロード明治安田社債アクティブ、ノーロード明治安田J-REITアクティブ
ざっくり言うと信託報酬がとても低い投資信託の場合、投信マイレージが0.05%になる傾向があります。
他のネット証券でも投資信託を積み立てるとポイントがもらえたりしますが、大半は信託報酬の低い投資信託はポイント対象外になっています。
もともとポイント還元率の低い楽天証券(年率0.048%)だけ信託報酬の低い投資信託でも楽天ポイントでポイントバックを行っています。
投資信託関連の記事
- 国内債券インデックスファンドのすすめ、期待利回り年率1.5% 最大リスク-5%
- (実証実験)三菱UFJ国内債券インデックスファンドの月額積み立ての始め方
- (実証実験)SMT国内債券インデックス・オープンの月額積み立ての始め方
- 積立の途中比較とその後、三菱UFJ国内債券インデックスファンドとSMT国内債券インデックス・オープン
- (実証実験)ニッセイ国内債券インデックスファンドの特徴と評価、月額積み立ての始め方とその経過
- (実証実験)たわらノーロード 国内債券の特徴と評価、月額積み立ての始め方とその経過
- (実証実験)三井住友・日本債券インデックスファンドの特徴と評価、月額積み立ての始め方とその経過
投資信託を積み立てるのにオススメの証券会社
国内債券インデックスを含む投資信託の保有残高が1000万円以下なら年率0.12%のキャッシュバック、1000万円超なら0.24%のキャッシュバックがもらえます(信託報酬が低い投資信託は対象外になる場合があります)。月々100円から積立られます。
公式サイト → SBI証券